睡眠時無呼吸症候群 その1

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まった状態が断続的に繰り返されてしまう病気のことをいいます。つまり、無呼吸状態が断続的に繰り返されてしまうのですので、リスクの大きい病気として考えられています。

この病気では、夜間に十分に睡眠がとれないので、日中にだるさや眠気がでてきます。そして集中力もなくなり、よく居眠りをする、というような症状が出ます。

集中力や居眠りの症状が大きくなる、居眠り運転やそれに伴う事故を起こすことにもなりかねません。

診断基準として、
①一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上おこる。
②睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上おこること。

そして、その多くが軟口蓋と舌の沈下により、気道が閉鎖し、息ができなくなる閉塞性無呼吸です。(下図)

厚生労働省では睡眠1時間あたりの低呼吸数が20回以上おこる場合では、
❶5年後の生存は84%(5年後の死亡率は16%)、
❷8年後の生存は60%(8年後の死亡率は40%)
と報告しています

次回に続く。。。。。。。

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