歯の形って?
皆さんこんにちは(*^-^*)
さかの歯科の歯科衛生士のT.Yです。
めっきり寒くなってまいりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
皆さんは歯医者に行ったとき、コップのデザインに注目したことはありますか?
この紙コップはさかの歯科で現在使っている紙コップです。
歯のイラストがデザインされています!歯のイラストってこんな感じで頭の部分が大きくて下の歯の根っこの部分が小さく描かれている事が多いのですが、実物はもーっと、歯の根っこは長いのです!!
歯はイラストになるとデフォルメされて、だいたいこんな感じで描かれていますが、本物の歯は歯の頭の部分より歯の根っこの部分の方が長いのです!その長い根っこが硬いあごの骨の中に植わっているから、歯はしっかりしていて硬いものが食べられるのです!
その骨の上に歯茎があるので、骨の状態を直接見ることは出来ません。そのためレントゲンを撮影して骨の状態や直視できない歯の根っこの部分などを見ていきます。
人によって歯の根っこの長さや向きなどは微妙に違うので、私たち歯科衛生士はレントゲンや手の感覚を頼りにしてそれぞれの歯の形をイメージしながら歯石を取っています。
ちなみによく見るこのタイプのイラストは、下の奥歯になります。上の奥歯もこんな形じゃないの~?と思うかもしれませんが、実は違うのです!!!
上の奥歯の場合は根っこが2本ではなく3本に分かれています。
奥歯以外の歯は根っこが1本です。糸切り歯と呼ばれる犬歯の根っこはすごーく長いんですよ!!
見えている部分の歯はほとんどの場合で全体の2分の1以下程度なのです!
見えないところでしっかりと支えてくれている根っこに感謝しなければいけませんね^^
とはいえ歯周病が進行することで歯を支えている骨が溶けてなくなってしまうと、いくら根っこがしっかりしていても支えがなくなるのでグラグラになってしまいます。そうなると硬いものが嚙めなくなり、程度がひどくなると抜歯しなくてはなりません。
そうならないようにするためには歯周病を予防していくことが重要です。
だんだんと寒くなってきて外に出るのが億劫になってしまいがちですが、歯医者での定期検診には忘れずに行きましょうね!!
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