口臭について PART5
みなさん こんにちは ^^) _旦~~
さかの歯科、チーフのJNです。
前回は、生理的口臭について書かせていただきましたが、生理的口臭の発生源として舌苔があげられます。
舌苔とは、舌に付く細菌の固まりで、灰白色、または黄白色をしていて、食べかすや唾液の成分、お口の粘膜が剥がれたもの、さまざまな細菌血白球、色素などからなり、
口臭の原因を作り出す細菌や、たんぱく質をたくさん含んでいるため、舌苔の量が増加してしまうと、口臭が強くなってしまいます。
味覚障害の原因になることもあります。
舌苔は、健康な人にもみられますが、体調が悪化した時や、胃腸の病気や口の中が不潔だったり、乾燥している時に厚くなります。
舌苔のつき方には、個人差があり、同じ人でも時間帯や体調によってつき方が異なるようです。また、寝たきりで、長時間流動食だけ摂取した人や、健康な人でも起床時や絶食時などに多くなります。食事をきちんと歯で噛まなければ、舌苔が増えて、口臭の原因になるということです。
なので、咀嚼嚥下活動と、それを行う時の運動や唾液の分泌量と大きく関係しているということになります。舌苔が増えると、口臭の原因になるので、舌をきれいにすると口臭も軽減します。
ただし、舌は粘膜、お肌より繊細なので、過度なケアは逆効果です。強く磨いてしまうと、舌が傷つき、更に汚れが溜まる悪循環になってしまいます。
舌清掃は、1日1回が目安で、舌苔の付着量が多い朝のケアがおすすめです。清掃に使うブラシは、専用の舌ブラシを使い、奥から手前に舌を傷つけないように軽い力で動かしましょう。
医療法人さかの歯科
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