むし歯と食事
皆さんこんにちは(#^.^#)
さかの歯科・歯科衛生士のH.Kです。
先日阪大教授 天野先生のセミナーに行ってきました。
う蝕の常識をアップデートという内容でした。
むし歯は削っても詰めても、また起きる!
なぜか…むし歯菌は常在菌だからです。
常在菌は追い出せないので、原因菌がいるかぎり、また起きます。
追い出せないのなら、菌を管理するしかないのです。
菌の棲家、バイオフィルムの管理が必要です。
自己管理は難しく、歯科医院で専門的に診ていくのがBestです。
防御力と攻撃力のバランスがとても大切です。
防御力は自己免疫力や歯を強化する事、攻撃力は菌の数を減らす事です。
むし歯を起こす食べ物を口にすると、菌が酸を出します。
なんとほんの数秒の事です。
バイオフィルムが酸性になり、酸性に強い菌が増え、バイオフィルムがもっと酸性になり、歯のリン酸とカルシウムが唾液に溶け出します。
これが食事中延々と続くわけですが、食事中は唾液が良く出てるので、再石灰化してくれるわけです。
むし歯は食後唾液が出なくなった頃が危険です。
プラークのphが元に戻るのに30分〜120分かかります。
食後はなるべく早めにお口のケアをお願いします。
一生綺麗なご自分の歯を維持してください。
医療法人さかの歯科
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