歯ぎしりがあると歯周病がもっと進行する?

皆さん、こんにちは。

さかの歯科の歯科衛生士のN.Kです(*’ω’*)

 

本日は歯ぎしりやくいしばりと歯周病との関係についてお話します。

 

歯周病は、プラークとも呼ばれる歯垢の中の細菌によって引き起こされる炎症により、歯を支えている骨が溶けてなくなってしまう病気です。放置しておくと、いずれ歯は抜けていく運命にあります。

 

そして、歯周病にり患している人が、歯ぎしりやくいしばりによって大きな力がかかると、その症状がより急速に進行してしまうといわれています。歯ぎしりやくいしばりは、無意識時に行われているので、自覚しにくいことが特徴です。その原因は未だはっきりとわかっていませんが、持続的に大きな力が、歯や歯周組織に加わる為、放置しておくと歯を失う場合もあります。なので、早期の発見と対応が重要です。

 

皆さんも一度お口の中を覗いてみてください。真正面から見て3番目の歯、糸切り歯は、犬歯とも言われるように、通常は犬の歯のように先がとがった形をしています。しかし、歯ぎしりなどによってすり減ってくると、とがった部分が平らになってきます。皆さんは大丈夫ですか?

 

その他の所見としては、下の歯の裏側の歯茎と舌の間ぐらいの位置に、ピンポン玉をもっと小さくしたようなまあるい形態が 見受けられたり、歯と歯ぐきの境目の部分が、斧で削り取ったかのように、へこんでいたり、などがあげられます。 前者は、骨隆起と呼ばれる骨の形態で、これ自体は異常ではありません。後者はくさび状欠損と言われるもので、へこんでる部分は歯のエナメル質が削られてる状況なので、場合によっては、ものがしみてきたりすることがあります。いづれも、すべてではありませんが、食いしばり、はぎしりをする人の口腔内にみられることが多いです。

 

ひょっとして、、、、と思われた方は、一度歯科医院で診てもらってくださいね。マウスピースを作ったり、嚙み合わせを調整したり、エナメル質の欠損した部分を白い樹脂で埋めたり、、などの治療があります。

 

 

 

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