口臭について PART3
みなさんこんにちは(^^♪
さかの歯科チーフのJ.Nです。
前回は、歯周病による口臭について書かせていただきましたが、虫歯による口臭も独特で、生ゴミの臭いとたとえられます。
以前、小さい虫歯で口臭が強くなることはないと書きましたが、虫歯が進行してくると、虫歯によってできた穴は、どんどん大きくなり、複雑な形状をしているので、食べカスを歯ブラシでとり除くことが大変難しく、放置しておくと、食べカスや虫歯菌が虫歯の穴の中に溜まり、腐敗して、細菌が繁殖して臭いが発生するのです。
虫歯がどんどん進行して、象牙よりも奥の歯髄に達すると神経まで侵され、神経が腐ると、強烈な臭いがします。
これは、歯髄炎と呼ばれ、痛みを感じることが多くなるので、ほとんど方が受診されますが、痛みを我慢して放置していると、激しい痛みが一定期間続きますが、それを経過すると、神経が死んでしまって、痛みを感じなくなります。
痛みが治まると、放置しておいてもいいと思ってしまわれる方がおられますが、大きく深くなった虫歯は、自然治癒することはありませんし、症状が進行し、口臭も強くなります。
そして、助かるはずだった歯も抜歯ということにも、なりかねません。
根の中で細菌が繁殖すると、歯茎に膿の袋ができてしまうこともあります。
この膿には、メチルカプタンという物質が含まれているので、歯周病で発生する臭いと同じ臭いがします。
また、神経にまで達した虫歯を放置すると、口臭がきつくなる他に、脳梗塞や心筋梗塞などの全身疾患にもつながり、健康にとって害を及ぼすことになりますので、虫歯はできるだけ早く、治療を受けることをおすすめします。
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