口臭について PART2

みなさん、こんにちは (^^♪」

さかの歯科チーフのJ.Nです。

 

前回は、口臭を予防するために、口の中を清潔に保ち細菌を減らすようにしましょうと書かせていただきましたが、今回はpart2として、歯周病と口臭との関係について書いていこうと思います。

口臭について

口臭の原因となる主な病気として、歯周病があげられます。歯周病によって口臭が発生するのは、「メチルメルカプタン」と呼ばれるガスのせいです。

 

これは、玉ねぎが腐ったようなニオイで、食べカスなどに含まれるたんぱく質を分解する過程で、このガスが作り出されるのですが、口臭の原因となるだけでなく、歯周病を悪化させる要因でもあると言われています。

 

歯周病の症状として、歯肉の腫れや出血などがあげられますが、初期の頃は、痛みもなく自覚症状はありませんが、ほおっておくと静かに進行し、歯と歯ぐきの境い目にある歯周ポケットが深くなっていきます。

 

そして、そこは磨きにくい所なので、炎症部分が化膿しはじめて、歯周病菌が放出する揮発性硫黄化合物(VSC)に膿の臭いが混じって、さらに口臭がひどくなります。だから歯周病にかかると、口臭が強くなるのです。

 

歯周病の治療には、歯垢や歯石の除去が大切です。歯周ポケットに溜まった汚れをとり除くことで、炎症が抑えられて、次第に口臭もなくなります。歯周病による口臭は、本人が感じているよりも、強い臭いを発しているのです。

 

ポケットが深くなってしまうと、歯ブラシもフロスも届かなくなり、ポケット内にも歯石がついてしまいます。

 

口臭予防のためにも、歯周病予防のためにも、ついてしまった歯石は、必ず歯科医院でクリーニングして、とっていくようにしましょう。

 

 

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