根面う蝕(こんめんうしょく)
みなさん、こんにちは。
さかの歯科、歯科衛生士のR.Mです。
暑いのは苦手ですが、そろそろ梅雨も明けて欲しく、夏本番が待ち遠しいです。
「根面う蝕(こんめんうしょく)」は、中高年で見られ、若者にはあまりできない虫歯です。
若者でみられる虫歯は、咬合面や隣接面にできます。 そしてこの虫歯のうち、エナメル質にできる初期の虫歯の場合には、唾液の成分により初期修復されることもあります。
一方根面う蝕は、歯の根にできる虫歯をいい、特に歯周病などにより歯茎が痩せた方にできる虫歯です。
これはセメント質にできる虫歯のため、初期修復されることもなく、また多くの場合神経をとっている間に起こることが多いので、痛みがないまま広がり、歯根部にできるため、歯が折れて初めて虫歯に気がつくことも多いです。
最近は、歯周病や虫歯の予防の啓蒙が広がり、高齢者も多くの歯を残せるようになってきました。 ただし歯周病によって歯茎が痩せて歯間部が広がってしまい、ここに食渣が残ってしまうことで、虫歯が広がり、歯を失ってしまうのが多いのが現実です。
これを予防するには歯間ブラシなどの補助ブラシを使うことがとても重要です。さかの歯科でもしっかり指導させていただきますのでお気軽にお問い合わせ下さ
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