認知症の方や足が不自由な方が歯医者に来られる際は、必ず付き添ってください。

皆さんこんにちは(^_-)-☆

さかの歯科、歯科衛生士のY.Tです。

 

だんだんと寒さが和らいで、暑い日もあるくらいですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

さかの歯科のある洛西ニュータウンでは今、まさに高齢化による問題が深刻になっています。患者さんの平均年齢も時代と共にどんどん上がっている様に感じます。。。

 

その中には手や足が不自由であるなど、ぱっと見で分かる機能的な障害をお持ちの方から耳が聞こえない、目が見えない、認知症であるなど、一見分かりにくい様な障害をお持ちの方もおられます。

 

歯科衛生士の私たちも、そういった方々の口腔ケアに関わる機会が増えてきました。そこで認知症の方や認知が進んで来たな…と感じるご家族がいる方に、お願いがあります。

 

必ずご家族の方や介護士さんなど、どなたかに付き添って貰った上でご来院下さい!!

 

歯医者の場所を忘れた画像です。

認知症の方にとって、新しい場所や環境は不安を感じることがある様です。付き添いがあれば、患者さんは安心できますし、不安を軽減することができます。また、付き添いの方が「予約の日時は合っているか」「保険証は正しいもの(有効期間内のもの)か」等サポートをしてくれることで、患者さんの負担をかなり減らすことができます。

 

さらに診療室の中に入ったあとも、付き添いの方に口腔内の状態や今後の治療内容について説明する事があります。これはなかなか本人に言っても出来なかったり忘れてしまったりする為です。

 

また予約の手続きやお会計など、付き添いの方が手続きをサポートしてくれることで、スムーズな診療を受けることができます。特に入れ歯の出し入れやお手入れ方法、お薬の飲み方の説明などは覚えにくい為サポートしてもらえると助かります。

 

さかの歯科は境谷センター内にある歯医者です。

 

認知症の方が一人でタクシーを拾って帰る為には、タクシーの通る道まで出なければなりません。その間一人で歩く事になるとすると、これはかなり危険です!!必ず最後まで付き添って一緒に帰る様お願いします。

 

認知症は気づきにくい病気です。物忘れが増えてきても、つい「歳だからかなぁ…」と思ってしまい、ご本人もご家族も認知症であることを受け入れにくかったりします。診断がついてしまえば対策を考えたり行動に移しますが、グレーゾーンの状態では、つい「歯医者くらい一人で行けるだろう」と思ってしまいます。

 

認知症や認知症になりかけている方を支えるご家族やケアを担う方々には大変負担のかかる事ですが、歯医者への付き添いが重要であることを理解していただき、患者さんの口腔ケアを守るために一緒に頑張りましょう!

 

足の悪い方も同じです。歯医者の中で車いすからチェアへの移動などで介助を手伝って頂くことがあります。よろしくお願いします。

 

医療法人さかの歯科
〒610-1146
京都府京都市西京区大原野西境谷町2−14-13
洛西ニュータウン 境谷センター商店街内
TEL:075-331-7070
URL:https://sakanoshika.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CfLjKV1yR4GCEAE

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