長持ちする入れ歯の課題
こんにちは、医療法人さかの歯科・院長の坂野泰造です。
ホームページにも記載させていただいておりますが、さかの歯科の治療分野のうちで「自費の部分入れ歯」が得意分野の一つです。
保険の入れ歯と自費の入れ歯の違いを、一般の方に説明するのはわかりにくいところです。おおきな違いは性能が大きく違います。そして部分入れ歯に関しては、なかなか伝えにくいのですが、なんですが、実際に自費の入れ歯を使っていただいている方には、「患者さんがその違いを明確に肌で感じられる」分野と一つと考えています。
そしてその性能の違いを説明をすると、ほとんどの方は、
❶「よく噛めるのか?」
❷「長持ちするのか?」
と質問されます。
もちろん、自費の入れ歯は保険の入れ歯に比べれば、とてもよく噛めます。そして自費の入れ歯は、保険の入れ歯に比べてとても強度もあります。
ここで、長持ちするのか?かどうかについてですが、よく噛めると長持ちするこの2つの課題は相反するところなんですね。
噛めない入れ歯になると、当然大きな力をかけることができないので、噛めない入れ歯は結果として長持ちするんです。反対に噛める入れ歯は、とてもよく噛め、大きな力をかけることもでき、入れ歯の人工歯がすり減ったり、入れ歯が割れたり歪んだりしやすくなります。
結局、この相反する課題を、うまく調整するところが歯科医師の腕の見せ所なのですが、こればまたとても難しいところなんです。
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