ヒヨコの歯

歯が生えてくる鳥類は、ありません。

鳥類は通常かたいくちばしを持っているので、歯はありません。くちばしはあっても歯は持っていないのです。

ただし、例外があります。

ふ化したばかりのヒヨコは、なんと歯を持っているのです!

とても不思議なお話ですね。

 

 

 

 

 

 

ふ化したばかりのヒヨコには、上のくちばしの先端に小さな突起があり、この突起が「ヒヨコの歯」の正体です。

この突起は、卵歯(らんし)と呼ばれており、ふ化するときにこの卵歯を使って硬い殻を破って卵の殻を割って出てきます。このとき、この卵歯が活躍します。

一般的に歯とは、口腔内にあるものですが、この卵歯は内側ではなく、外側についています。

卵歯は、ふ化後数日で抜けてしまうので、知らない人が多いと思います。

大切な「歯」を長く維持できるように、3カ月に1回の定期検診の受診をおススメしています!

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