虫歯菌の力をチェック その2

みなさん、こんにちは (^◇^)

さかの歯科、歯科衛生士のN,Kです。

すっかり春めいてまいりました。まだまだ寒い日もありますので体調管理お気を付けください。

さて本日は、虫歯菌の力をチェック その1の続きです。むしばのかかりやすさを調べるものですが、これは 検査をする大体一か月間の糖分を主としたその人の食生活が良かったか悪かったかを判断するものです。

糖分摂取量ではなく、糖分摂取時間が問題になります。ちなみに甘さの度合いも全く関与しないと言われてます。

ここで、一番問題になるのは摂取回数です。また、食べ方も関連してきます。

もちろん全員が全員同じ結果になるとは限りませんが、もし同じような状況にある方は、一度試す価値はあると思います。

 

 

 

 

 

 

 

一つの印象深い事例があります。

5歳の双子の男の子で お兄ちゃんは虫歯だらけ、弟くんは一本もありません。 cat(なりやすさを表す指標)は、兄は一番悪い3、弟はなんと1!でした。非常に良い値です。

早速お母さんに詳しく問診をし、二人の間食を含む食生活の違いを検証しました。

ここで興味深い事に、食事内容、おやつの量、そのあとの歯磨き、母親の仕上げ磨き、等すべてにおいて、2人は同じでした。ただ一つ、口に入る回数だけを除いては。。。

弟は出されたものは一気にあっと言う間に食べてしまいますが、兄は、おしゃべりしながら、遊びながら、のいわゆる(ダラダラ食べ)でした。

この結果をもとに、兄の食べ方改善をお母さんが実行しました。といっても、(ダラダラ食べ)をやめさせただけです。

そしてその3か月後の定期健診のときにでた結果は、なんと2人とも1.5だったのです。もちろん良い値です。お母さんがビックリされてました。

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