歯科医院でメンテナンスをしなかったら -PART4-
皆さん、こんにちは。(^_-)-☆
さかの歯科チーフのJ・Nです。
これまで、このテーマでブログを書かせていただいてきました。
前回のブログはこちらになります。(歯科医院でメンテナンスをしなかったら -PART3-)今回で、4回めになります。
今回は、入れ歯をお使いの方のメンテナンスについて、書かせていただこうと思います。
部分入れ歯の方は、入れ歯と自分の歯、両方のケアが大切です。
入れ歯は、自然の歯のように、虫歯や歯周病にはなりませんが、食事をすれば、食べかすが付き、歯垢や歯石、着色(ステイン)が付いていきます。
そうした汚れや細菌が、入れ歯の嫌な臭いの原因の一つにもなります。
なので、入れ歯をされている方については、メンテナンス時には、残っている歯のチェックとクリーニング、プラス、入れ歯に汚れが付いていないか、歯石や着色があれば、クリーニングをします。
そして、
❶入れ歯の破損はないか、
❷バネの緩みはないか、
❸人工の歯の擦り減りはないか
❹入れ歯のがたつきはないか、
❺きちんと噛めているか、
などのチェックをさせていただいています。
歯茎は、年齢とともに徐々に衰えます。
これは、体のどの部分でも同様におこる生理現象です。
入れ歯の下の歯肉、顎骨は、健康な方でも吸収して痩せていきます。
入れ歯を作った時には、具合がよかったのに、使っている間に、入れ歯が当たって痛くなってきたというのは、それが原因です。
そして、入れ歯の材料は、年月とともに劣化します。
人工の歯の部分は、毎日噛んでいると、だんだんすり減ってきます。
合わない入れ歯を使い続けていると、顎の骨や歯茎は痩せてしまいます。
そのため、入れ歯と歯茎のすき間は、どんどん広がり、ますます安定しなくなります。
それに、頭痛やこり、耳鳴りの原因になってしまうこともあり、メンテナンスを行わなければ、健康面にも影響を及ばすこともあります。
総入れ歯の方も、部分入れ歯の方も、早めにトラブルを見つけて対応し、良いコンディションで、快適に長く使用するために、ぜひ定期的なメンテナンスをおすすめします。
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