歯周病と喫煙の関係
皆さん、こんにちは(^_-)-☆
さかの歯科の歯科衛生士のN.Kです。
本日は、歯周病と喫煙との関係性についてお話します。喫煙者は、吸わない人に比べて2~9倍、歯周病になりやすいといわれています。たばこの煙には4000種以上の化学物質が含まれており、そのうち有害物質は200種を超えてます。
それらが及ぼす影響については、以下のようなことが挙げられます。
1、歯肉に酸素や栄養を供給する血管が、たばこのニコチンにより収縮してしまいます。その結果、歯肉への栄養が行きわたらなくなり、炎症が起きやすくなります。
2、歯周病菌と戦う白血球の機能が低下してしまい、歯周病発症リスクが高くなります。
3、歯周ポケット内の酸素が不足し、酸素を嫌う歯周菌にとって、繫殖しやすい環境を作ってしまいます。
また、喫煙による全身への影響として、非喫煙者と比較した喫煙者の癌による死亡率は、口腔がん3倍、肺がん5倍、咽頭がんに至ってはなんと33倍にもなるそうです。まさに百害あって一利なし、ですね、、、。わかってはいるけれど、なかなかやめられないのが現状、せめて一日の喫煙本数を減らすだけでも、かなりリスクが低くなりますので、愛煙家の方々、頑張ってみてくださいね。
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