つまようじ法 その3
みなさん、こんにちは (p*・ω・)p
さかの歯科・チーフのJ,Nです。
今まで、二回に渡りつまようじ法について、説明させていただきましたが、さかの歯科にお見えの患者様の中にも、つまようじ法を気に入られ、お口のお手入れの中に取り入れ、続けてされている方が大勢おられます。
その中でも長年毎日続けておられるという方を、今回はご紹介させていただこうと思います。
その方は、H.11年3月初診時の時は51才でした。左上の奥歯に痛みがあるということで、初めて来院されました。
大きな虫歯だったので、かぶせ物の治療をして、他に治療が必要な歯はなかったので、3ヶ月後に健診のおはがきを出しますということで、終了。
その2年後に、左下奥歯の歯ぐきの痛みのため、来院。
歯周ポケットが深く、歯ぐきが腫れうみが出ていたため、麻酔をして切開、洗浄。
炎症止め、化膿止め、痛み止めの薬が処方されましたが、その後もたびたび、同じような症状で受診され、H.23.9月ご本人の希望により、抜歯ということになりました。
しかし、H.18.5月から始められた歯周病メンテナンスは、今までお休みされることなく続けておられ、その後は1本も失うことなく、毎月お見えになりますが、お口の中は、いつも、磨き残しなくきれいにされています。
そして、歯ぐきのマッサージをさせていただく時、「いつも、つまようじ法も続けてされていますか?」とたずねると、「必ず、毎晩つまようじ法をしてます。」と返答してくれます。
今月も、歯周病メンテナンスに来院されましたが、この患者さんも現在、71才になられました。
歯ぐきが引き締まり、歯周病の進行がおさえられ、その結果として、歯を失わず、健康な歯ぐきになれたのも、ご本人自身が頑張って来られたからだと思います。
一生、自分の歯で美味しく食べるために、これからも続けていただきたいとおっしゃってくださり、私もつまようじ法を指導してきて本当に良かったです。
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