寝ている間のトラブル!?いびきと口呼吸の関係とは
こんにちは!さかの歯科・歯科医師の坂野果琳です。
ずいぶん冷え込む季節となってきましたね。
乾燥する時期になると気になるのがいびきです。
「パートナーのいびきで眠れない…」「朝起きたら口が乾燥している」「あれ?私いびきしている?」なんて経験はありませんか?
いびきをかいている本人は気づかなくても、周りからの指摘で気付くことも多いです。
今回はいびきとその原因や、お口のトラブルについてお話していきます。

いびきの原因のひとつは「口呼吸」?
いびきにはさまざまな原因がありますが、実は口呼吸も大きな要因のひとつです。
そして口呼吸にはデメリットがたくさんあります。
・睡眠の質が下がる
・風邪をひきやすくなる
・歯並びや顔の輪郭に影響することも
・口臭の原因になる
「たかが口呼吸」と思いがちですが、お口や全身にとって良いことはほとんどありません。
なぜ口呼吸になるのですか?
原因は人によって様々ですが、
・歯並びの問題
・お口まわりの筋肉が弱く、口が閉じにくい
といった理由で口呼吸がクセになっている方も多いです。
お口の中やお口の周りの筋肉が原因で口呼吸になっている方は、一度歯医者で診てもらうのも方法の1つです。

今日からできる口呼吸対策とは?
口呼吸やいびきが気になる方は、ご自身の健康のためにも鼻呼吸に戻すトレーニングが大切です。
特に効果的なのが「 お口まわりの筋肉を鍛えること!」です。
筋肉がしっかり働くようになると、自然と唇が閉じやすくなり、口呼吸の改善につながります。
ご家庭での簡単なトレーニングでもお口の筋肉を鍛えることができます。
おすすめの口腔筋力トレーニング
① あいうべ体操
「あ」:口を大きく開ける
「い」:口角をしっかり引く
「う」:唇を前に突き出す
「べ」:舌を思いきり下へ伸ばす
1日30回を目安に行いましょう。
声を出しても、出さなくても大丈夫です。舌と口角の筋肉を強化できます。
② 口すぼめ・鼻呼吸練習
軽く口をすぼめて5秒キープ、鼻で呼吸するよう意識します。
唇を閉じる力(口輪筋)を鍛えます。
③ 舌押しトレーニング
上あご(前歯の少し後ろ“スポット”)に舌先を押し当てて10秒キープします。
舌が正しい位置に保てるようになり、気道が広がりやすくなります。
④ 頬ふくらまし体操
左・右・両ほほの順に空気を入れて膨らませます。
ゆっくり繰り返し行います。
口周りの筋肉が均等に鍛えられます。

歯並びのチェックもお気軽に歯医者へ
口呼吸やいびきの原因が歯並びにあるケースも少なくありません。
歯並びが気になる方も一度歯医者でご相談下さい。
気になる方は、ぜひ一度さかの歯科までご相談くださいね。
いびきの原因を知り、しっかり対策することで、快適な睡眠と健康なお口を手に入れましょう!
医療法人さかの歯科
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