8020運動

皆さんは、8020運動をご存知でしょうか?

これは、平成元年に、厚生省(現・厚生労働省)、日本歯科医師会などによって 提唱された『80歳で20本の歯を残しましょう』という運動です。

なぜ、20本なのでしょうか?それは、自分の歯が20本あれば、ほぼすべての食べ物をかみ砕くことができ、食事ができる最低の本数と考えられています。食べる楽しみのボーダーラインといえます。

日本人の平均寿命は、男性が79歳、女性が86歳で、日本は世界有数の長寿国です。

しかし、「8020運動」が提唱された30年前には、平均寿命は長くなっても、歯の寿命はまだまだそれに追いついていませんでした。

大人の歯数は、親知らずを含めると全部で32本です。ところが、厚生労働省の「歯科疾患実態調査」 によると、40歳代を境に、歯数はだんだん減り始め、60歳代で20本、80歳ではわずか9本にまで減ってしまいます。

 

 

 

 

 

「8020運動」の言葉自体は、国民に結構浸透しているように思っておりますが、まだまだ残存歯数を見るとまだまだのように思われます。

歯周病、虫歯の予防をもっと提唱していく必要があるといつも感じています。

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