目覚めの口臭

生理的口臭は誰にでもみられる口臭です。

そしてこの生理的口臭のニオイは、1日のなかでも強くなったり弱くなったりしています。これは、生活リズムや食事などによって、変化していていきますが、この生理的口臭のニオイが、最も強くなるのは起床直後といえます。

この口臭は、「目覚めの口臭」「モーニングブレス」ともいわれ、誰にでも起こる強い生理的口臭臭です。

では「目覚めの口臭」は、どうして起床直後に強くなるのでしょうか?

その理由は、

❶睡眠中には、唾液の分泌量が通常減少します。歯周病菌、むし歯菌などの嫌気性細菌が、繁殖を繰り返し、増殖します。

❷そして、口の中に食べかすが残っていると、嫌気性細菌がその汚れ成分を分解していきます。その際に、口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)が作られるので、ニオイが強くなってしまいます。

❸特に目覚めの口臭では、揮発性硫黄化合物(VSC)のなかでも、硫化水素が特に多く発生するので、硫黄のような、いやなニオイがします。

 

 

 

 

 

 

少しでもさわやかな朝を迎えるためには、やはり日々のケアが重要となってきます。

まずは、寝る前の歯磨きで、歯垢や汚れを取り除くことが大切です。つまり、ニオイのもととなる細菌を減らすことが一番大切です。

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