熱中症とお口の中の関係

こんにちは。院長の坂野泰造です。

 

本格的な夏を迎え、うだるような暑さが続いていますが、皆さま夏バテなどされていませんでしょうか。

 

日々のニュースでも熱中症警戒アラートが各地で発表されています。

本当に注意が必要ですね。

 

 

さて、そんな熱中症の症状といえば

 

・めまいや立ちくらみ

・筋肉のこむら返り

・吐き気やだるさ

 

などが代表的ですが、実はお口の中にも影響があることはご存知でしょうか。

 

それはズバリ「唾液の減少による口内環境の悪化」です。

 

唾液には

 

・口の中の汚れを洗い流す

・酸を中和して、口の中を中性に保つ

・細菌の繁殖を防ぐ抗菌作用

・再石灰化によって、むし歯を防ぐ

 

といった、口の中を清潔で健康に保つ働きがあります。

 

そんなとても大事な唾液ですが、熱中症で脱水症状が起こると、その量が減少してしまいます。

 

減少した状態が続いてしまうと、自浄作用がなくなり、結果として口内環境が悪化し虫歯・歯周病・口臭の原因となってしまうのです。

 

 

熱中症予防のためには、温度と室温調整をきちんと行い、こまめに水分補給をすることが大切です。

体調管理にはくれぐれも気をつけて、暑い夏を乗り切りましょう。

 

 

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