麻酔注射が効きやすい?効きにくい?その1

麻酔注射が効きやすい人また効きにくい人がいるのをご存知でしょうか?

つまり、歯科の麻酔でよく使われる「浸潤麻酔」がなかなか効かないという方、また逆にすごく効きやすくて治療後もなかなかしびれがとれなかったという方、どちらも多くいらっしゃいます。

ご自身の体質のせいだと思っている方、また、歯科医師の注射の技術が下手と思っている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、浸潤麻酔の”効く・効かない”は、ほとんどの場合患者さまの体質や歯科医師の麻酔の技術で左右されるものものではありません。

実は、多くの場合、患者さまの「骨の質」の状態次第によるものが大部分と考えられています。

浸潤麻酔がうまく効くためには、歯を取り囲んでいる「歯槽骨」に麻酔がしっかりと浸潤し、歯の神経に十分に麻酔が到達させる必要があります。

しかし、歯槽骨の表面は「皮質骨」という硬い骨でおおわれています。そして特に体格の良い男の方の場合など、皮質骨が硬くて厚みのある確率が高く、麻酔が歯槽骨の内部まで到達しにくく、なかなか浸潤麻酔が効かないのです。

ところが、歯槽骨が硬くて厚みがあるということは、つまり歯の支えがとてもしっかりとしているということになりますので、患者さまの歯の健康にとって、とても喜ばしいことです。

浸潤麻酔の効き目にとっては少し損ですが、「仕方がないな」と思っていただければ、歯科医師としてはありがたいですね。

次回に続く。。。。。

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