金属床義歯について

こんにちは。副院長の坂野美恵です。
毎年6月は食育月間に設定されており、食べることの大切さを再確認する季節です。

食事の満足感を得るため大切なのは、やはり「噛むこと」です。
食育の一環としても、しっかりと歯のケアを心掛けましょう。
健康的な食事と歯のケアを通じて、食育月間を有意義に過ごせるといいですね。

 

さて噛むことといえば、何らかの原因で歯の一部あるいはすべてを失った場合、咀嚼機能を回復するため入れ歯を利用する方も多いでしょう。

その入れ歯には、保険が適用できるレジン(プラスチック)床の入れ歯のほか、保険適用外になりますが金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、ノンメタルデンチャー などがあります。

本日のテーマは、タイトルにもあります「金属床義歯」についてです。

金属床義歯とは下記のように、入れ歯の床、つまり土台が金属でできた入れ歯を指します。

 

 

メリットとして挙げられるのは、まずその薄さです。
レジン床の1/3以下なので、装着時の異物感が少なく済みます。

 

 

また、金属は熱の伝導率が高いため、食べ物の温度をリアルに感じ取れます。

温かいものは温かく、冷たいものは冷たく食べられるので、冬場の鍋や夏場のアイスクリームなどを、より楽しめることでしょう。

 

上の図のように「たわみ」が少ないため、金属床でできた部分入れ歯は残存歯に優しい、というメリットもあります。

当院でも金属床義歯の取り扱いをしておりますので、ご興味をお持ちの方は気軽にお声がけください。

 

【医院からのお知らせ】
令和6年6月より土曜日の午後の診察を隔週でお休みにさせていただきます

 

 

 

医療法人さかの歯科
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