日本の入れ歯と仏師さん

皆さん、入れ歯はどれくらい前から使われていたことをご存知ですか?

記録によると、日本最古はの入れ歯は、尼僧仏姫(1538年没)が使っていた入れ歯と、いわれています。

当時の入れ歯は、仏像を彫る職人の仏師が掘っていたそうです。

 

 

 

 

 

 

仏師は、安土桃山時代前は仏像を彫ることだけが仕事でしたが、それ以後は入れ歯をつくることも、仏師の仕事となってきたとなってきたと言われています。

当時の入れ歯は、現代の入れ歯の形に良く似ており、顎に吸い付き、食事を噛むことが出来ました。そのため、仏姫が使用した入れ歯は奥歯がすり減っていたそうです。

ちなみに、材質は木材であったのは、言うまでもありませんが、、、、、

さらに、時代が進むと、義歯を作ることを専門職とすると入歯師と呼ばれる職人まで現れたそうです。

そして、入歯師の中には入れ歯を作るだけではなく、抜歯や口の中の治療も行える歯医者もいたそうです。

入歯師は、江戸中期頃には全国に広がり、民衆に親しまれる歯医者となったそうです。

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