健診の重要性
こんにちは、医療法人さかの歯科・院長の坂野泰造です。
開業医の年齢は以下のようにたとえられるそうです。
「患者さんと一緒に年を取る」
なるほどな~と感じますね。
つまり、自分の年齢のプラスマイナス10歳前後の患者さんが良く来院され、通院していただいている患者さんも年齢とともにだんだんと高齢化していくということのようです。
私も開業して23年となります。
やはり、開業当初に比べ、来院患者さんの年配の方の占める割合がだんだん増えてきていますね。
特にメンテナンスを継続して来院されている方には、15年以上通院されている方もあり、「メンテナンスをしてからは、歯の調子もとてもよくなったけど、もっと早くからメンテナンスをすればよかった。歯で苦労する日が来るなんて考えもしなかった」と言われる事がよくあります。
むし歯で若いときに虫歯がたくさんできて困った方は、結構マメに歯医者に通っているので、意外に歯周病にはなりにくい傾向があります(あくまで、意外ですが)。
時々ですが、虫歯が全くなったことがない方では、歯周病が手遅れになっている患者さんが来院されます。歯周病はそもそもある程度悪化しないと自覚症状が出ないので、このような方は歯医者に通う経験がないので、そのまま放置してしまったのでしょうね。「具合が悪くなってから歯医者に行く」頃には、結局かなり歯周病が進行していることが多いんですね。
「今まで大丈夫だったのに・・・・」という言葉をよく聞きますが、そのたびに健診そしてメンテナンスの重要性をお話ししています。
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