予防的メンテナンス2
前回の 予防的メンテナンス1 の続きのお話をします。
予防的メンテナンスの方々は、歯周病をなおす患者さんというよりは、まだ歯周病になっていない患者さんが圧倒的に多いという感じです。。
しかし予防的メンテナンスの対象の患者さんには、メンテナンスの重要性を理解していなければ、通院は期待できません。
メンテナンスの来院時に「また来よう!」と感じてもらえなければ、次回の来院は、なにか問題が起こってしまった場合のときとなってしまいます。だけ。
こちら側でも、本当にメンテナンスが必要なのだろうか迷うこともあります。元々生まれた資質で良好な状態が保たれる方も結構多いからです。
私の中では、年齢でメンテナンスの線引きしているところがあります。
22歳以下で、良い状態が保たれている人には、メンテナンスの大切さをお伝えする程度にしています。
ただし、30歳を超えると、いかに良い状態であろうが、メンテナンスの大切さと必要性をしつこくお話するようにしています。
30歳という年齢にエビデンスはありませんが、私の個人的な経験そして歯科医師としての感覚から、概ねこの30歳あたりから生活におおきな変化があり、歯周病の病気の芽が生まれる頃合いだと感じているからです。
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