こんにちは。院長の坂野泰造です。
もうすぐ３月、卒業のシーズンですね。

写真撮影の機会も多いこの季節、きれいな歯を見せて笑えるよう、定期検診を受けてお口の状態を万全にしておきましょう！

さて、11月から紹介させていただいている「セレックシステム」について、今回は治療のメリットを紹介いたします。

セレックシステムとは、簡単に言うとコンピューターがデータをもとに、つめものやかぶせものを作ることでしたね。

この治療には、メリットが3つあります。

① 短期間で治療できる
セレック治療いちばんのメリットは、通常のセラミック治療に比べて治療期間が短いことです。

一般的なセラミック治療は、型取り後に技工所へ発注し、歯科技工士が人工歯を製作します。

セレック治療はその過程を省けるので、最短1日でつめものやかぶせものが完了します。

② 低価格で高い精度を実現
コンピューターが作業するため、セレックシステムはコストが抑えられます。

また、人の手ではどうしてもばらつきが出てしまう製作作業を機械が行うことで、一定のクオリティを維持できるのが良い点です。

人工歯は少しのズレでも違和感につながることがあり、繊細な作業が要求されます。

③ 白さを保ちむし歯を予防する
セレックで使用されるセラミックは、変色が少ないです。

陶器は水を吸収しないので、長年使用しても白さを保ち続けられますよね。
セラミックは言い換えると陶器であり、変色がほぼ見られないのには上記のような理由があるのです。

また、プラークが付着しにくい素材のため、むし歯予防の効果もあります。

良いことづくしのセレックシステムですが、もちろんデメリットといえる点も存在します。
治療の際はメリット・デメリット両方を知っていただきたいので、ご興味のある方は気兼ねなくご相談ください。

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