よく噛みましょう!
食事のとき、いったい何回噛んでいるのでしょうか?
古代の女王卑弥呼の時代には、食事には約50分かかり、また4000回も噛んでいたと言われています。
それが現代人の食事は、わずか10分で、噛むのも600回だそうです。現代はハンバーグやスパゲティなど、噛まなくてもよい食べ物が主流となり、「よく噛んで食べる」ことがなくなっています。早飯は百害あって一利なし。この噛まない食生活がわたしたちの健康を脅かしています。
噛むときには、分泌される唾液の中にある酵素(ペルオキシターゼ)が分泌されます。この酵素の中には、発ガン性物質の毒性を消す効果があります。そして唾液の中には、生活習慣病を予防する働きがあり、脳の発達や老化に関係するホルモンも入っており、噛めば噛むほど唾液もよく出て、脳が活発になります。つまり「よく噛む」ことが大事というわけです。
また肥満は、生活習慣病の温床です。この肥満の方の多くは、”早食い”が多く、つまり食べ過ぎてしまうんですね。(わたしもそうですが。。。。。) ”早食い”は、脳が血液中の成分変化の情報をキャッチするまでの間に食べ過ぎてしまうのです。肥満を防ぐためは、よく噛んでゆっくり食べることが重要です。
また小さいときによく噛まないと、アゴの骨が十分に発達出来ません。そうなると大人の歯が生えるスペースがなくなり、歯並びも悪くなります。そうなるとかみ合わせも悪くり、ますます噛みにくくなります。
よく噛むことって、本当に大切なんですよ。
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