みなさん、こんにちは(*’▽’)

さかの歯科・歯科技工士のＮ・Sです。

今回はレジン前装冠(保険の前歯の被せ物)の作り方についてお話ししていきます。

①銀歯を作るのと同じようにワックスで形を作っていきます。

②レジンが付く部分のワックスを落としていきます。

③全装面に粘着剤を塗布して、リテンションビーズを振りかけ金属とレジンが外れないようにします。

④鋳造を行いワックスを金属に置き換えます。

⑤全装面にオペークの液を一層塗布し光重合し硬化させます。これによりメタル色がレジンに出にくくなります。

⑥歯の根元部分のサービカルレジンを築盛し光重合します。

⑦歯の基本的な色調を再現するようにボディレジンを築盛し、光重合します。

⑧歯の先端部分のエナメルレジンを築盛し光重合します。

⑨レジンで形態を作ればバーやポイントを使い形態を整えていきます。

⑩ブラシやバフを使い研磨、艶出しを行い完成です。

手順としてはざっくりですがこんな感じの工程で作ります^_^

差し歯を1本作るのにもこれだけの工程があるのは意外でしたでしょうか？(*^_^*)

また今後も技工士の仕事を紹介していきますので良ければ読んでみて下さい♪

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