歯科における上皮バリアの重要性
皆さん、こんにちは。
さかの歯科の歯科衛生士H、Kです。(*’ω’*)
口腔内は、食べ物や飲み物、細菌などの外部刺激に常にさらされています。これらから私たちの体を守るために重要な役割を果たしているのが「上皮バリア」です。
歯ぐきや口腔粘膜を覆う上皮は、異物の侵入を防ぎ、健康な口内環境を維持する第一の防御壁です。
この上皮バリアには、細胞同士が密接につながることで物理的な防御を強化する「タイトジャンクション」や、抗菌作用を持つ唾液成分が含まれています。
特に歯周病や虫歯のリスクを高める細菌は、このバリアを突破しようとしますが、健康な上皮が保たれていれば簡単には侵入できません。
しかし、口腔ケアが不十分だったり、生活習慣の乱れによって上皮バリアが弱まると、細菌が歯ぐきの内部に入り込み、炎症や感染を引き起こします。これが歯周病の進行につながるのです。
上皮バリアを強化するためには、毎日の丁寧な歯磨き、バランスの取れた食事、適度な水分補給が欠かせません。
また、定期的な歯科検診を受けることで、口腔内の健康状態をチェックし、バリア機能を維持することができます。
健康な歯ぐきを守るために、上皮バリアの役割を理解し、日々のケアを大切にしましょう。
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