無歯顎
皆さんこんにちは。
さかの歯科、歯科衛生士のK.Hです( ^∀^)
虫歯や歯周病。さまざまな病がお口の中でおこるのですが、歯が無くなればどうなるのでしょうか?
歯が全くない無歯顎の状態でも、口腔内には歯周病菌が存在し続けます。これらの細菌は、舌や口蓋、頬の粘膜、歯肉などに付着しており、特に舌の汚れである舌苔には多くの歯周病菌が含まれています。
無歯顎の方でも、口腔内の清掃を怠ると、細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎などの全身的な健康リスクが高まります。そのため、入れ歯の清掃だけでなく、口腔内の粘膜や舌の清掃も重要です。具体的には、スポンジブラシを使用して頬の内側や唇の内側、歯茎、上あご、舌などをやさしく清掃し、定期的な口腔ケアを行うことが推奨されています。
インプラントが入っている方は、インプラント歯周炎の危険性もあります。
さらに、歯周病菌は血管を通じて全身に影響を及ぼす可能性があり、心疾患や糖尿病などとの関連も指摘されています。したがって、無歯顎であっても口腔内の衛生管理を徹底し、定期的な歯科受診や専門的な口腔ケアを受けることが、全身の健康維持にとって重要です。
医療法人さかの歯科
〒610-1146
京都府京都市西京区大原野西境谷町2−14-13
洛西ニュータウン 境谷センター商店街内
TEL:075-331-7070
URL:https://sakanoshika.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CfLjKV1yR4GCEAE
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント