口唇の病気(口角炎)
皆さん、こんにちは( ^)o(^ )
さかの歯科・歯科衛生士のH.Kです。
ここ数日気温が下がり、寒くなって乾燥してますが、体調は大丈夫でしょうか?
冬によく見かける疾患として、口角炎があります。
口角炎とは、唇の両端にある口角に炎症が起きる病気の事です。
口角炎になると、口を開けるのが辛くなり、開けた刺激で口角が再度切れてしまいます。ひどい時は歯科治療も困難になりますので、お申し出ください。
口角炎の主な原因には、乾燥、入れ歯やマウスピースなどによる口角への刺激、細菌などの感染、栄養不足などがあります。また唇をなめたり触ったりする癖は唇の乾燥や刺激につながるので、口角炎になりやすくなるといわれています。
口角炎の主な症状は、口角の赤い腫れ、びらん(皮がむけること)、裂傷、かさぶたなどです。
軽症の場合はかゆみ程度の症状で済みますが、症状が強いと強い痛みを感じることもあります。
奥歯がないなど、口角が常時下がっている方は要注意です。
口角が下がっていると、口角に唾液が常に残り唾液が蒸発する時に乾燥が起こり乾燥しやすく口角炎の原因となります。
口角炎に似たような症状を起こす、口唇ヘルペスもあります。
口唇ヘルペスとは、口唇やその周辺の皮膚に小さな水疱(水ぶくれ)が生じる病気です。単純ヘルペスウイルスが原因となり、治療には抗ヘルペスウィルス薬が有効です。
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