親知らずがしみる・痛い…これって虫歯?抜歯は必要ですか
みなさんこんにちは!さかの歯科副院長の坂野美恵です。
夏休みも終わり、夏の疲れがどっと押し寄せてくる時期ではないでしょうか?
身体が疲れている時や、免疫力が落ちている時に心配なのが、親知らずです。
「親知らずがしみるけれど、虫歯なのかな?」
「親知らずが痛いけれど、抜歯したほうがいい?」
「親知らずは必ず抜かなければいけないの?」
このように、親知らずについて気になっている方は多いのではないでしょうか。
今回は親知らずがしみている原因や抜歯の必要性について考えていきます。

親知らずのトラブルとは?
親知らずは、10代後半から20代ごろに生えてくることが多い一番奥の歯です。
まっすぐ生えてくる場合もありますが、斜めや横向きに生えていたり、一部だけ歯ぐきから出ていたりすることもあります。
場合によっては歯茎から出てこずに、顎の中で眠っている場合もあります。
一番奥に生えてくる歯なので、歯みがきがしにくく、虫歯や歯ぐきの炎症などのトラブルが起こりやすい歯でもあります。
親知らずがしみる・痛みが出るのはなぜ?
親知らずがしみる・痛みが出る原因は以下の通りです。
①親知らずが虫歯
親知らずがしみる代表的な原因が、親知らずの虫歯です。
親知らずは一番奥にあるため、歯ブラシが届きにくく、プラーク(歯垢)がたまりやすいです。
特に、親知らずが斜めに生えている場合や、手前の歯との間に隙間がある場合は、汚れが残りやすくなります。
さらに親知らずの咬み合わせの溝に汚れがつまり、取り切れないと虫歯へ進行しやすくなります。
虫歯が進行すると、冷たいものや甘いものなどで「しみる」と感じることがあります。
②親知らずの手前の歯が虫歯
上記で挙げた通り、親知らずが生えてくると歯磨きがしにくくなるので、親知らずの手前の歯も虫歯になる可能性があります。
手前の歯が虫歯になり痛みが出る事で、親知らずが痛んでいると錯覚することもあります。
③知覚過敏
歯周病や加齢、ブラッシング圧が強いなどの要因で親知らず付近の歯茎が下がると、知覚過敏が起きやすくなります。
歯茎が下がると根元の歯の質(象牙質)が露出し、冷たい食べ物や飲み物が刺激となり神経に伝わりやすくなります。
④智歯周囲炎
親知らずが痛む場合、歯ではなく歯の周りの歯茎が炎症を起こして痛みを感じている場合があります。
歯茎が赤く腫れていたり、歯ブラシを当てると出血する、膿が出るなどの症状がある場合は智歯周囲炎や歯周病が進行している可能性があります。
⑤親知らずが隣の歯を圧迫している
親知らずが横から生えてこようとするとき、隣の歯を推して圧迫し痛みがでることがあります。
親知らずが歯を推すことで、手前の歯に痛みが出たり、歯並びに影響が出る可能性があります。

親知らずの虫歯は放置しても大丈夫ですか?
親知らずに虫歯ができても、「一番奥の歯だし、いつか抜くかもしれないからそのままでも問題ない」と考えてしまう方がいるかもしれません。
しかし、親知らずの虫歯を放置すると、症状が進行する可能性があります。
さらに親知らずのむし歯を放置することで、その手前にある第二大臼歯まで虫歯になるケースです。
手前の歯は物を噛むために必要な歯なので、たやすく抜歯するわけにはいきません。
親知らずが斜めに生えていたり、一部だけ生えている場合は、歯ブラシが届きにくいため、両方の歯に問題が生じることがあります。
「親知らずが少ししみるだけ」と思っていても、自己判断せずに一度歯医者で親知らず周りの歯の状態を確認してもらいましょう。
親知らずは必ず抜歯する必要がありますか?
「親知らず=抜歯」というイメージがあるかもしれませんが、すべての親知らずを必ず抜く必要があるわけではありません。
まっすぐ正常に生えていて、上下の歯がきちんとかみ合っており、十分に清掃できている場合などは、抜歯せずに経過をみることもあります。
一方で、次のような場合には抜歯を検討することがあります。
・親知らずが虫歯になっている
・親知らずの周囲で炎症を繰り返している
・横向き・斜めに生えている
・手前の歯に虫歯や歯周病などの影響を与えている
・歯みがきが難しく、汚れがたまりやすい
・周囲の歯ぐきが腫れたり痛んだりすることを繰り返している
ただし、抜歯が適切かどうかは、親知らずの生え方や周囲の歯・歯ぐきの状態などによって異なりますので、歯科医師の判断を仰ぎましょう。

親知らずの抜歯はどんなときに行うのですか?
まずはお口の中を診察し、必要に応じてレントゲンなどで親知らずの位置や向きを確認します。
特に、歯ぐきの中に埋まっている親知らずや、横向きに生えている親知らずの場合は、歯の根の位置などを確認したうえで治療方針を決めることが重要です。
「親知らずだから抜歯する」のではなく、その親知らずを残すメリットと、残すことで生じるリスクを考慮して歯科医師が患者さまと相談の上治療方針を決定します。
さかの歯科では患者さまとしっかり相談し、ヒアリングの元治療方針を考えていきますので、親知らずが心配な方はお気軽にご相談にいらしてくださいね。

親知らずが「しみる」「痛い」と感じたら早めに歯科医院へ
親知らずがしみたり痛んだりする場合、虫歯や歯ぐきの炎症など、何らかのお口のトラブルが起きている可能性があります。
特に、痛みが強くなってから受診すると、治療が必要になる範囲が広がっていることもあります。
「少ししみるだけだから大丈夫」と放置せず、気になる症状がある場合は早めに歯科医院を受診しましょう。
さらに定期的にクリーニングや口内診査を行うことで、症状が出る前に治療を行うことができる可能性も高くなります。
親知らずに限らず、お口の健康を保つためにも定期的な歯科受診をおすすめいたします。
お口や歯のトラブルは京都市西京区・さかの歯科までご相談下さい。
「WEB予約」からは24時間ご予約を受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
医療法人さかの歯科
〒610-1146
京都府京都市西京区大原野西境谷町2−14-13
洛西ニュータウン 境谷センター商店街内
TEL:075-331-7070
Googleマップ:https://g.page/r/CfLjKV1yR4GCEAE
