寒い季節に増える舌のトラブル…味覚にも影響?

皆様こんにちは!さかの歯科・歯科医師の坂野果琳です。

だんだん寒くなってきましたね。
皆さま、体調はお変わりなくお過ごしでしょうか?

気温が下がるこの時期、実は口内炎ができやすくなる季節でもあります。

特に舌にできる口内炎は痛いうえに治りが遅く、食事が楽しめなくなるほど厄介ですよね。

今回は、そんな舌のトラブルと関係の深い「味覚」についてお話しします。

舌痛い

 

 

 

 

 

 

味を感じるのは舌の“味蕾(みらい)”のおかげ

私たちが食べ物のおいしさを味わえるのは、舌の表面にある小さな突起状の組織、味蕾(みらい)の働きによるものです。

・乳児:約10,000個

・成人:約7,000個

・高齢者:約3,000個

このように、味蕾は加齢とともに減少していきます。

そのため、高齢になると濃い味を好むようになる方が多いのです。

味蕾があるからこそ、「甘味・塩味・酸味・苦味・うま味」といったさまざまな味を感じることができます。

舌

 

 

 

 

 

 

味は舌の場所によって感じ方が違う?

味覚には以下のような特徴があります。

・甘味 … 舌の前方で感じやすい

・塩味 … 舌の前〜中央に広く分布

・酸味 … 舌の側面で強く感じる

・苦味 … 舌の後方が敏感

・うま味 … 舌全体で感じられる

舌は味を感じるだけでなく、食べ物を押しつぶしたり、飲み込む動きを助けたりと、食事に欠かせない大切な器官です。

そんな舌に口内炎や炎症が少しできただけで、お食事がしにくかったり、おしゃべりがしにくかったりと様々なストレスがかかる原因となります。

 

 

 

 

 

 

舌や味覚の異変は放置しないで

舌に痛い口内炎ができると、味を感じる味蕾に刺激が入り、味覚が鈍くなることもあります。
特に舌の異常は、食事の楽しみに直結するため、早めのケアが大切です。

さかの歯科では治療やメンテナンスの際、歯だけでなく舌を含めたお口全体の状態をチェックしています。
「舌が痛い」「味が変」「口内炎がなかなか治らない」など気になる症状があれば、遠慮なくご相談くださいね。

 

医療法人さかの歯科
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