歯周病と妊娠・出産の関係
こんにちは。院長の坂野泰造です。
道端やお花屋さんでアジサイを見かける季節になりました。
青や紫といった美しい色合いが特徴ですが、あの色は土の「酸度」によって変化するそうです。
人間の場合、「酸」は歯の表面を溶かし、色素沈着やむし歯の原因になってしまいます。
特に食後はお口の中が酸性に傾くため、うがいでゆすぐなどして、口腔環境を整えるのがおすすめです。
さて、普通に過ごしていてもお口の中が酸性になりやすい人がいます。それが妊婦さんです。
妊娠すると、多くの方がつわりで吐き気を催したり、嘔吐したりするかと思います。そうすると胃酸で歯が溶けて、むし歯になってしまうのです。
妊婦さんにとってさらに脅威となるのが、歯周病です。重度の歯周病があると、早産や低体重児を出産する危険性が約7.5倍に高まるという、海外の報告があります。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化で歯周病菌が増えやすい口内環境となります。自覚がないまま症状が進行するのを防ぐため、安定期に入ったら体調の良い日に妊婦歯科健診へ行くと良いでしょう。
妊娠中、気をつけていてもむし歯や歯周病になってしまうことはあると思います。
何かお困りのことがございましたら、遠慮せずご相談ください。
医療法人さかの歯科
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