歯みがきをいやがる子供
歯みがきをいやがる子供さんの比率は結構高いと思います。
しかし私は、患者さんにはいつも次のように話しています。
『歯みがきをいやがる子供さんとの「根比べ」なので、決して子供さんに負けないでください。』
親としては、子供の2歳ぐらいなると、歯みがきの習慣をつけたいものですね。
しかし、いやがってなかなか歯みがきをやらせてくれないと、「いやがっているのに、なにもそこまでして歯をみがかなくてもいい。」と歯みがきをやめてしまう方がいらっっしゃいます。
また、「今はいやがっても、そのうち自分で歯ブラシをするようになるだろう。」と歯みがきの習慣を先延ばしにしてしまう方もいらっしゃいます。
また、面倒くさいという心理も、多少なり、はたらいてしまいます。
しかし、この時期に、この妥協をすると確実に虫歯はできてしまいます。そうなると、歯みがきよりもっともっと大変な歯科治療をすることになります。
歯みがきができない子供にとって、歯科治療はとても困難な経験となってしまうでしょうね。そして子供に虫歯ができてしまうということは、強引に歯みがきをすることよりもっとかわいそうなことになってしまいます。
また、ほおっておいても子供は自分からすすんで歯をみがくことは絶対にありません。子供が嫌がっても、やはり親が根気強く、少しづつでもいいから、歯みがきの習慣をつけてあげることがとても大切なのです。
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