インプラント周囲炎をご存知ですか?
こんにちは。副院長の坂野美恵です。
5月5日は端午の節句でした。
ちまきや柏餅など、もちもちした食べものを口にする機会があったのではないでしょうか。
歯にくっつくものを食べるときは、つめものやかぶせものが取れやすくなります。
食事中、お口の中に違和感を見つけたら、慌てず歯科医院までご相談ください。
さて、タイトルにもありますインプラントは、何らかの原因で歯を失った際、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する歯科治療です。
自然の歯のように使用でき、詰め物や被せ物のように取れる心配はありません。
そう思われる方も多いかもしれませんが、厳密に言うと間違いです。
確かに人工物であるインプラントにはエナメル質がないため、虫歯菌に解かされる心配はありません。
しかし、人工歯根が埋め込まれた骨や歯茎は違います。
食後の磨き残しによって歯垢が溜まると、天然歯に起きる歯周病と同様で、歯周病菌が増殖し、インプラントを支える骨を溶かしてしまうのです。
それがインプラント周囲炎です。
インプラントは天然歯と違い、人工歯根を骨に直接埋め込むため、歯根膜がありません。
このため、天然歯に比べて感染が広がりやすく、歯周病が発生するとインプラント周囲炎に発展するリスクは高くなります。
インプラントを長持ちさせるためには治療後のケアがとても大切です。
天然の歯もインプラントも、治療が済んだ歯も。
大切なのは日頃のメインテナンスです。
定期的にプロのメインテナンスを受けて、快適な日々を過ごしてくださいね。
医療法人さかの歯科
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