40~60代の親知らず対策は?抜歯リスクはありますか

皆さんこんにちは!さかの歯科・副院長の坂野美恵です。

さかの歯科には幅広い年代の患者様がいらっしゃいます。

その中で40~60代の患者様も多く、ずっと残してあった親知らずについて心配される方が多いです。

「親知らずが痛いけれど、40代で抜歯しても大丈夫?」

「親知らずはいつ生えるの?」

「40歳以降の抜歯は危険って聞いたけど本当?」

このような不安を抱えていらっしゃる患者様も少なくありません。

 

親知らずは、まっすぐ正常に生えていれば問題ないこともあります。

しかし、斜めに生えたり、歯茎の中に埋まっていたりすると、炎症や虫歯の原因になるため注意が必要です。

特に40代以降の親知らず抜歯は、若い頃よりリスクや回復期間が長くなるケースもあります。

今回は、40~60代の方に起こりえる親知らずのリスクについてご説明致します。

親知らず

 

 

 

 

 

 

親知らずとは?必ず生えてきますか?

親知らずとは、永久歯の中で最も奥に生えてくる歯のことです。

正式名称は「第三大臼歯」と呼ばれ、上下左右に1本ずつ、合計4本ある人が一般的です。

しかし最近では、もともと親知らずがない方や、1〜2本しか存在しない方、さらにずっと骨の中に埋まったままという方も増えています。

親知らずは必ず生えてくるものと考えていらっしゃる方もいますが、上記のように個人差があります。

ご自身の親知らずが存在しているのか、生えてくる可能性や将来抜歯の必要性があるのがを知るには、歯医者での検査が必要となります。

 

親知らずはいつ生える?

親知らずは20歳ごろまでに歯が完成し、一般的に17〜25歳頃に生え始めることが多いです。

ただし個人差があり、30代以降に生える方や完全に埋まったまま出てこない方、一部分だけ出てくるなど様々なケースがあります。

親知らずの生え方や、存在する位置、親知らずの状態によって、抜歯が必要なのかそのまま温存するのかを歯科医師が判断します。

親知らずがまだ生えてこないから必ず安心という理由にはなりません。

20歳前後は、すでに生えている歯に合わせて、これから生えてくる親知らずのことも考えた歯科治療が必要となります。

親知らず

 

 

 

 

 

 

親知らずはなぜ問題になりやすいのですか?

親知らずは歯列の一番奥に、最後に生えてきます。

現代人は顎が小さくなっているため、親知らずがきれいに並ぶスペースが不足しやすい傾向があるのです。

そのため、

・横向きに生える

・半分だけ出る

・隣の歯を押す

・歯並びへの影響

・顎の違和感

などのトラブルが起こりやすくなります。

 

さらに親知らずは歯ブラシが当たりにくい場所にあるので、

・歯茎の腫れ

・歯茎の炎症・出血

・強い痛み

・口臭

・虫歯

の原因にも繋がります。

 

 

40代以降の親知らず抜歯は危険ですか?

「40代以降の親知らず抜歯は危険」と言われることがありますが、必ずしも危険というわけではありません。

ただし、若い頃に比べてリスクが高まる傾向があります。

 

1. 骨が硬くなる

年齢とともに顎の骨が硬くなるため、歯が抜けにくくなります。

その結果、抜歯時間が長くなる可能性や顎の骨を削る量が増える可能性もあります。

 

2. 回復に時間がかかる

年齢を重ねると若い頃に比べて傷の治癒力が低下しやすいです。

腫れ、痛み、出血などがが長引くケースがあります。

 

3. 持病の影響

40代以降では、持病を抱えている患者様が増えてきます。

中でも高血圧、糖尿病、骨粗しょう症、血をサラサラにする薬の服用など、抜歯時に注意が必要なことも増えてきます。

親知らず

 

 

 

 

 

 

40~60歳でも抜歯したほうが良いケースとは?

 

以下のような場合は、年齢に関係なく親知らずの抜歯を検討することがあります。

 

①繰り返し腫れる

炎症を何度も繰り返す場合、放置すると悪化する可能性があります。(智歯周囲炎)

あまりにも何度も親知らずが痛んだり、出血や腫れが続く場合は抜歯を検討します。

 

②虫歯になっている

親知らずの虫歯は親知らずだけでなく、手前の大切な歯まで虫歯になるケースがあります。

親知らずの隣の歯は第2大臼歯と呼ばれ前から7番目の歯に当たります。

この歯はお食事や発語に重要な歯なので、7番目の歯も虫歯のリスクが高まるようであれば親知らずの抜歯を検討します。

 

③横向きに生えている

親知らずが横向きに生えて、隣の歯を圧迫している場合は、歯並びや噛み合わせに影響することがあります。

親知らずの影響で、他の歯の歯並びに影響を与えている場合は、抜歯を検討します。

さらに歯列矯正を始める方は、特に症状がなくても親知らずを抜歯した方がいいこともあります。

 

④歯磨きができない

親知らずはは奥にあるため歯磨きが難しく、細菌が繁殖しやすくなります。

虫歯や歯周病が進行しすぎると抜歯処置にも影響がありますので、あまりにも汚れが落としにくい場合は積極的な抜歯を検討致します。

 

 

親知らずを抜かなくても良いケースとは?

一方で、以下の親知らずの場合は経過観察になることもあります。

 

・まっすぐ正常に生えている

・痛みや炎症がない

・しっかり噛めている

・清掃状態が良好

・症状が特にない

 

無理に抜歯する必要がないケースもあるため、歯科医院での歯科医師の診断が重要です。

 

親知らず抜歯後の注意点とは?

親知らずの抜歯後は、傷口を安定させるために以下の点に注意しましょう。

 

・当日は強いうがいをしない

・血のかたまり(血餅)が取れないよう気を付ける

・激しい運動・飲酒を避ける

・処方薬をきちんと飲む

・刺激物の飲食は避ける

・喫煙を控える

親知らず

 

 

 

 

 

 

親知らずは早めの相談がおすすめです

親知らずは、症状がないうちでも定期的なチェックが大切です。

特に40代以降は、抜歯難易度も上がり、回復の遅れや持病との兼ね合いも考慮する必要が高くなります。

「親知らずが痛くなってから歯医者に行く」ではなく、気になる時点で歯科医院を受診しましょう。

さらに特に気になる事がなくても定期健診を受けることで、親知らずの経過も追う事ができます。

定期的なクリーニングも含め歯医者で健康チェックを受けましょう。

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