歯の掃除は本当に必要?歯医者のクリーニングや定期健診の大切さ
みなさんこんにちは!さかの歯科・副院長の坂野美恵です。
みなさんは歯の定期健診やクリーニングは受けていらっしゃいますか?
予防歯科が注目をされてから意識して来院くださっている方も多いですが、まだまだ痛くなってから歯医者に来院される方も珍しくありません。
「毎日しっかり歯磨きをしているから、歯医者で歯の掃除をする必要はないのでは?」
「歯のクリーニングは必要?」
「何か月ごろのクリーニングが必要なの?」
実際に、「歯のクリーニングは必要ない」と考えている方も少なくありません。
しかし、ご自宅での歯磨きだけでは落としきれない汚れがあり、それが虫歯や歯周病の原因になることがはっきりしています。
今回は、歯医者で行うクリーニングの必要性やおすすめの頻度についてご紹介します。

歯の掃除と歯医者でのクリーニングの違い
「歯の掃除」とはご自宅で行うセルフケアから歯医者でのクリーニングまで幅広い意味を持ちます。
毎日の歯磨きはとても大切ですが、ご自宅で行う歯ブラシだけでは歯垢(プラーク)を100%取り除くことはできません。
歯ブラシのみだと60%、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、どんなに時間をかけて磨いても100%汚れを落としきるのはとてもとても難しいです。
さらに歯垢(プラーク)が取り切れずに長期的に歯の表面に停滞すると、歯石という硬い石になります。
歯石になると歯ブラシで落とすことはできません。
特に
・歯と歯の間
・歯茎の境目
・被せ物や詰め物の隙間
・最後の歯や親知らず
・歯の丸みやカーブが強い部分 など
ご自宅での歯磨きはなるべく歯の汚れを落とせるように意識して磨くのがベストですが、取り切れない汚れや溜まった歯石は歯医者のプロフェッショナルケアでより細かい部分まで落とすのが健康への近道です。

歯の汚れはどれくらいで溜まり始めますか?
まず歯ブラシで落としていただきたい歯垢(プラーク)は歯磨きをしたあと、大体4~8時間後には再度溜まり始めます。
さらに歯垢が2~3日で硬い歯石と変わります。
歯石の表面はザラザラしているので、歯石の上にさらに歯垢が付着し、歯肉が腫れ歯肉炎となります。
歯肉炎を放置すると、歯肉が赤くなり、腫れはじめ、歯ブラシやフロスなどのちょっとした刺激で出血します。
さらにそのまま放置すると虫歯や歯周病のリスクへとつながってきてしまいます。
毎日丁寧な歯ブラシを行っていれば、多少歯石がついて歯肉炎になっていたとしても歯医者でのクリーニングを受ければ数日で歯肉が回復するのでご安心ください。
そのためお口の健康維持のためにも定期健診が重要となります。
歯のクリーニングが必要ない方もいますか?
結論から言うと、歯のクリーニングは歯が1本でも残っている方は全員必要です。
歯石や歯垢、着色汚れを除去することで、虫歯予防や歯周病予防につながります。
さらに口臭予防にもつながります。
定期的にクリーニングを受けることで、歯周病や虫歯を早期発見・早期治療できるメリットもあるので、ぜひ積極的に受けましょう。
歯が1本も残っていない方や総入れ歯を使用している方は、歯のクリーニングは必要ありません。
しかし、粘膜やお口の中の清掃や口腔筋力の確認、口腔機能のチェックなどを歯医者で受けることができます。
よってどんな方でも歯医者でのクリーニングや定期健診は必要です。

歯医者の定期健診の重要性とは?
歯医者の定期健診では、クリーニングだけでなく、以下の事を歯科医師が確認しています。
・虫歯のチェック
・歯周病の検査
・詰め物や被せ物の劣化確認
・歯磨き方法のアドバイス
・口腔粘膜の異常
・口腔機能の確認
痛みが出てから受診すると治療が大掛かりになることがありますが、定期健診で早期発見できれば治療の負担を減らせる場合があります。
「痛くなったら歯医者に行く」から「予防のために歯医者へ行く」へ意識を変えることが、お口の健康を守る第一歩です。
特に症状がなくても定期的に歯医者へ行き、口腔内診査を受けましょう。
歯のクリーニングの頻度はどのくらい?
歯のクリーニング頻度の目安は、一般的に3〜6か月に1回です。
しかし、虫歯や歯周病のリスクが高い方は短めの期間でクリーニングをオススメする場合があります。
・歯周病が進行している方
・虫歯になりやすい方
・矯正治療中の方
・喫煙習慣がある方
・歯磨きが苦手な方
上記に当てはまる方は、歯科医師の指示に従い歯医者でこまめにクリーニングを受けるようにしましょう。
患者様のお口の状態によって一人ひとり適切な頻度は異なりますので、歯科医師や歯科衛生士にご相談ください。
歯医者でクリーニングを受ける大きなメリットとは?
歯医者で定期的にクリーニングを受けることで、歯の健康を守るのはもちろんの事、ほかにも大きなメリットがあります。
以下にご説明いたします。
①口臭対策
お口の中の汚れを徹底的に除去することで、口臭対策や口臭予防へとつながります。
特にプラークをつきにくくするためのPMTC処置を受けていただくと、歯医者に行かない期間も汚れが付きにくくなる歯の表面を作り上げることができます。
お口のにおいが気になる方は、歯医者でのプロフェッショナルケアを受けて、お口の細菌数を減らしましょう。
②歯本来の白さを取り戻せる
歯の表面には歯垢や歯石、着色物質(ステイン)が付着することで、歯が黄ばんで見えることがあります。
歯が黄ばんでいるとお顔の印象にも影響が出てくる可能性もあります。
歯の表面の汚れを除去することで、本来の歯の白さを取り戻し、歯のトーンUPも期待することが可能です。
さらに歯を白くしたい方はホワイトニングもオススメなので、気になる方は一度さかの歯科までご相談ください。
③口腔機能の確認ができる
口腔機能とは、話す、食べる、飲み込むなどのお口の機能面に関する内容です。
口腔機能の発達が未熟なお子様から、高齢者の嚥下やムセについても確認できます。
食べるスピードがゆっくり、飲み込むときにムセやすい、口がぽかんと開いてしまうなど、お口の機能でお悩みの方もご相談ください。
機能回復訓練やトレーニングは早いうちに始めるのがオススメです。

まとめ
歯医者でのクリーニングは、単に歯をきれいにするためだけではありません。
虫歯や歯周病を予防し、お口の健康を長く維持するための大切な処置です。
毎日の正しいセルフケアに加えて、定期的な歯医者でのクリーニングや定期健診を受けることで、健康な歯を守りましょう。
「最近歯医者に行っていないな」という方は、ぜひお気軽にさかの歯科までご相談ください。
お口や歯のトラブルは京都市西京区・さかの歯科までご相談下さい。
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