産前・産後の治療
妊娠中にむし歯になってしまったら…
妊娠中はレントゲンや麻酔の影響が気になるところ。しかし、歯科のレントゲンは放射線量が極めて少なく、むし歯もごく少量の局所麻酔ですので、赤ちゃんへの影響はまず心配ありません。また、妊娠中はその時期によって多少の注意が必要です。
妊娠していることをお知らせください
安全な治療をお受けいただくために必要です。妊娠している場合には必ずお知らせください。
母子健康手帳を忘れずに持参
治療方針を患者様の状況によって変えます。妊娠状況の記されている母子健康手帳を忘れずにお持ちください。
産婦人科の先生にあらかじめ相談を
歯科受診前に産婦人科の先生にご相談をしてください。必要に応じて、協力をすることでスムースな診療をいたします。
週数による治療上の注意
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妊娠初期(16週くらいまで)
安定期に入るまでは緊張やストレスに気をつけましょう。長い時間の治療はできるだけ避け、応急処置を中心に行います。また薬にも注意が必要です。
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妊娠中期(17~28週くらいまで)
安定期であるこの時期は、ほぼ通常通りの治療ができます。産後はしばらく治療がしにくくなるので、すでにむし歯などがある場合にはこの時期に治すよう心がけましょう。
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妊娠後期
出産を控え、子宮に血液が集まりはじめます。そのため、治療中に貧血となる恐れがあります。またストレスによる早産の恐れもありますので、できるだけ軽めの治療にとどめておきましょう。
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産後
産後は精神的に不安定になりがちで、ストレスもたまりやすくなります。できるだけ応急処置にとどめ、精神的に負担のないようにしましょう。母乳への影響もありますのでお薬には注意が必要です。