子どもの歯のケア(1歳〜3歳)
歯みがきの習慣は一生の財産!
1 歳ごろから奥歯が生えてきます。いろいろなものが食べられるよ うになります。その分、食べかすがつまったりすることも多いので、 より注意が必要です。また、奥歯のかみ合う面には複雑な形の溝が あります。
ここにプラーク(歯垢)がたまってむし歯になることが とても多く、しっかりしたケアが必要です。毛先を垂直に立てて、奥から手前にかきだすようにして、みがいてあげましょう。
自分でみがけるようにしよう…(2歳~3歳)
言葉も理解できるようになり、歯も揃ってきたところで、少しずつ自分で歯をきれいにする習慣をつけてあげましょう。まずはうがいからスタートして、すこしずつブラッシングも練習するようにします。もちろん、ちゃんとみがくのは難しいので、仕上げみがきをしっかりとしてあげましょう。
「歯医者さん嫌い」にしないで!
「歯をみがかないと、痛くてこわーい歯医者さんに連れて行くよ!」こんな風にお子さんを怖がらせてしまう方がいらっしゃいます。これでは、本当にむし歯になったときに治療がとても難しくなってしまいます。子供はいつでも本気です。だからこそ、真剣に治療を拒絶されてしまうと、適切な治療ができないこともあります。過度な恐怖心を与えないようにどうぞご注意ください。
定期健診を受けましょう
子供の歯はとても弱いため、ほんの少しのみがき残しでもむし歯になってしまうことが少なくありません。定期健診でむし歯をチェックすると同時に、フッ素を塗ることでむし歯になりにくい環境を作ることができます