1本でも多く歯を温存しましょう 。。。
健診にいらっしゃった患者さんに、聞いてみました。
「〇〇さん、ご自分の歯が何本あるかご存知ですか?」
「いいえ、知りません。」
「いいえ、知りません。」
1本でも多く歯を残したいと希望なさっている患者さんです。お手入れの方法も熱心に聞いていらっしゃいました。
「上下合わせて26本あります。ところで、現在、硬いものでも何でも食べることが出来ていますか?」と尋ねたら、
「はい、硬いものでもしっかり咬めます。」
現在ある26本の歯を温存することが、生涯にわたり食べたいものをおいしく食べることが出来ることにつながることを再確認していただきました。
健診に来て頂くことの意義、そこで行なう検査結果の把握、お手入れの修正ポイントなど、我々がお話しすることを参考に日々のお手入れに取り組んでいただくことが必要なのです。
ただし、コレは押し付けであってはいけません。
あくまで患者さんが自らそうありたいと思っていただくことが肝心なのです。
いいイメージを持ち続けると、ヒトの脳はそれを実現するよう働くと言われています。
その逆もまたしかり。恐ろしいことに「どうせだめになるから・・・。」そうイメージし続けるとヒトの脳はそれを実現すべく働くそうです。
だから、いかにして良いイメージを持ち続けていただくかということも、健診時の重要なポイントなのです。
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