知覚過敏の原因 その1
知覚過敏の原因のナンバーワンは、歯磨き粉を使ったブラッシングです。しかし歯磨き粉を使うと全て歯が削れて知覚過敏が起こるかというとそうではありません。
どちらかと言うと、お手入れに熱心な方のほうがなりやすいですね。
j実は、歯磨き粉の中には、汚れを落とすための研磨剤が配合してあります。この研磨剤とブラシで長時間ゴシゴシやってしまうと、いくら硬いエナメル質でも僅かずつ摩耗してしまうのです。
さらに、歯が磨り減るだけでなく過度のブラッシングはハグキが下がる原因にもなります。これはハグキが薄ければ薄い程著明に現れます。その結果、歯根が露出してきます。
少しずつ冷たいものがしみるようになり、さらに歯根の摩耗が進行するとしみる症状が徐々に強くなっていきます。
これを防ぐには、まず研磨剤入りの歯磨き粉の使用を控えるのが一番です。ハブラシのみのブラッシングで歯が摩耗することは無いと言われています。
最近は研磨剤の入っていない歯磨き粉も販売されていますのでそういうのを使われると良いでしょう。
また、ハグキが下がるのを防ぐにはハブラシを当てる強さを加減する必要があります。ブラッシングをしてみて、毛先が反っている場合、力が強すぎる可能性があります。指先の力を抜いて毛先が反らないくらいの力で磨きましょう。このとき、肩の力を抜くと効果的です。
ハブラシの握り方は力の加減が簡単に出来るエンピツ握りがお勧めです。硬めの毛先はハグキを傷めやすいのでふつう~やわらかめがよいと思われます。
症状が軽度なら、上記のことをしばらく実行してもらうだけで症状が改善する場合もあります。
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