痛くないけど怖い

先日のことですが、麻酔が完了し、いざ抜歯手術に取りかかると、しきりに「怖い」を連発される患者さんがいました。全身に力が入っている様子でした。

「痛みはありますか?」と私が尋ねると、

「痛くはまったく無いんですが、とても怖いんです・・・」

「麻酔は充分に効いて痛くありませんので、力を抜いて楽にして下さい」と声をかけ、抜歯は無事終了しました。

しかし、その患者さんは、抜歯が終わった後も、最後まで恐怖心が持続したままの様子でした。

抜歯が終わった後、患者さんに聞いてみると、以前別の歯医者で親知らずを抜いた際に、とても怖い思いをしたそうで、それ以来抜歯が怖くて怖くてしょうがないとのことでした。くそして今回のように身構えてしまうとのことでした。

一度そういう辛い経験をすると、その恐怖心がなかなかぬぐえないのでしょうね。

この恐怖心ですが、『声かけ』である程度は、和らげることが出来ますが、恐怖心がとても大きいようであれば、場合によっては鎮静剤を併用して処置をする場合もあります。

つまり、血圧が高くあるいは低くなってしまい、本当に気分が悪くなるような場合です。

もし、さかの歯科でそういう必要性のある患者さんの場合は、大学病院で処置をしていただくことになります。

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