妊婦さんの歯科治療

妊婦さんは、歯科治療の際、おなかの赤ちゃんへの影響が一番の心配ではないかと思います。

妊娠初期(3ヶ月くらいまで)は、なるべく治療は避けたほうがいいでしょう。この時期は赤ちゃんのいろんな器官(心臓や顔など)が作られる大事な時期のためです。

このため、この時期には応急処置にとどめるようにします。

そして、5ヶ月~8ヶ月の妊娠中期(安定期)にはほとんどの歯科治療を行うことができます。(抜歯などの手術もOKです。)

また、歯科治療の際に使う麻酔ですが、安定期にはほとんど影響はないと考えられています。

麻酔薬の中には、微量ですが、エピネフリンという血管収縮薬が入っています。大量のエピネフリンは、血圧が上昇させるため、子宮にも影響をおよぼすといわれています。

体内でも自然にエピネフリンが作られるのですが、歯の痛みを我慢しているとエピネフリンが大量に分泌されてしまうので、麻酔薬の影響の方が、少ないでしょう。

また、薬物についてですが、赤ちゃんに比較的安全で、副作用の認められないものが通常処方されます。

ただ、麻酔にしても、薬物にしても100%安全であるとは言い切れません。このあたりが妊婦さんにとって不安になるところです。
しかし、痛みを長期に我慢したり、何度も痛み止めを飲んだりすることのほうがかえって危険であるといえます。

結論として、やはり一番大事なのは妊娠前にきちんと歯の治療を終わらせておくということではないでしょうか。

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