口臭の分類
今日から口臭について、連載をしていきたいと思います。
口臭に対して、適切に対処するためには、口臭の分類を知っておくことが役に立ちます。
1. 真性口臭症
a.,生理的口臭
他人に言われることがあり、自分でも口臭に気付くことがあるタイプです。
b. 病的口臭
本人には自覚がないことが多く、家族などに指摘を受けやすいタイプです。
(1) 口腔由来のもの:口腔疾患由来
①歯周病が原因となって起こる口臭。
②むし歯が原因となって起こる口臭。
③歯垢・歯石が原因となって起こる口臭。
④清掃不良の入れ歯が原因となって起こる口臭。
⑤舌苔などが原因となって起こる口臭。
(2) 全身由来のもの:全身疾患由来
胃などの消化器疾患、慢性鼻炎、蓄膿症、慢性気管支炎、糖尿病、
腎臓病、尿毒症、肝機能障害、などがあります。
2. 仮性口臭症
「すれ違う人達が皆顔をそむける、これは自分が口臭があるせいではないか」と、
本当は口臭がしないのに、自分で自分を心配するタイプ。
自臭症(自己臭症)と呼ばれることがあります。
3. 口臭恐怖症
「鼻をこする」「鼻をすする」「鼻をつまむ」「咳き込む」といった他人のしぐさに非常
に 敏感になって、自分の口臭を極度に恐れ、心配する症状。
4.外因性の口臭
タバコ・アルコール・にんにくなどのニオイの強いものを口にしたことで起きる
「当たり前の口臭」というものもあります。
次回につづく
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