仮性口臭症(自臭症) 

今回は、以前ドクターブログでお話しした『口臭の分類』 の続編です。

 

実際は臭わないのに口臭を気にしてしまうことを自臭症といいます。
自臭症で悩んでいる人は年々増えているようです。

 

自臭病の人は過去に誰かに「口臭がする」と言われたことがきっかけで気にしだすパターンが多いといわれます。そして次第にに口臭へのとらわれが強くなります。

 

会話をしているときに、相手が鼻に手を当てたり、横を向いたり、距離をおいて座る、といった無言の動作や行動が、自分の口臭のせいと思い込みます。
これが重度になってくると、人と会話ができない、外出ができない。公共の乗り物に乗れない、などなど日常生活に支障をきたすようになってきます。

 

実は、自臭症の患者さんで本当に口臭がある人にいままでお目にかかったことはありません。お口の中もきれいに清潔に保たれていて、申し分のない口腔衛生状態であることがほとんどです。

 

起床時や空腹時、疲労時、ストレスや緊張時など唾液に分泌が少なくなったときには誰でも口臭が強くなることを説明したりしますが、自臭症の方はそのくらいの説明ではまず納得してくれません。

 

精神的な要素が強く影響してしまっていますので、結局、口臭外来のある病院を紹介するということが多くなります。

 

次回につづく

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