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シリコーン義歯 

シリコーン義歯とは?】


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シリコーン義歯(シリコンデンチャー)とは、歯ぐきに触れる部分(入れ歯の内面)弾性シリコーン(軟らかい素材)を使った入れ歯のことをいいます。

そのため、軟らかい歯ぐきにやさしく、抜群のフィット感を得られます。

歯ぐきとの間に隙間ができにくく、痛みの原因となる食べカスが入りにくい利点があります。   



シリコン義歯の利点

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利点1 痛くない!
弾性シリコーンが、歯肉に触れる面を覆っているので、歯茎にかかる負担を減らし、噛んだ時の痛みをやわらげます。

利点2 よく噛める!
弾性シリコーンのクッション性により、歯茎や残っている歯にピッタリと合うので、隙間ができにくくなり、よく噛みしめることができます。

利点3 はずれにくい!
弾性シリコーンが、吸盤のような役割を果たし、食事や会話の際にもはずれにくくなります。




なぜ痛くなく、よく噛めるのか?

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弾性シリコーンが、歯肉に触れる面を覆っているので、歯茎にかかる負担を減らし、噛んだ時の痛みをやわらげます。
歯ぐきの下には、硬い顎の骨があり、表面的な歯ぐきの形と異なります。
骨が尖っているところは、歯ぐきも薄く、痛みを生じやすくなります。
歯ぐきの形を正確に入れ歯に再現しても、骨の形までは再現できません。
弾性シリコーンのクッション性により、歯茎に密着するので、しっかりと噛みしめることができ、噛む力が増大します。




【なぜはずれにくいのか?

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従来の硬いプラスチック製の入れ歯では歯ぐきに吸い付かせることはとてもむずかしいとされています。
自分の歯が残っていれば、金属のバネをかけて入れ歯を固定することができます。
総入れ歯の場合は、自分の歯が一本も無いため、歯ぐきに吸い付かせて固定するしかありません。ちょうど、吸盤と同じ要領で吸い付かせるわけです。
しかし、従来のガチガチに硬いプラスチック入れ歯では、吸盤のように吸い付かせることは、容易ではありません。吸盤は柔らかなゴムのようなものでできているからです。
しかし、柔らかな弾性シリコーンで覆われた入れ歯は、入れ歯そのものが吸盤のように作用するので、歯ぐきに吸い付かせることが可能となります。



【シリコーン義歯の欠点?

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欠点1 健康保険が使えない
弾性シリコーンは医療機器として認可されています。
ただ残念ながら健康保険の適用になっていませんので、現在、シリコーン義歯は自己負担となります。

欠点2 入れ歯の厚みを生じる
シリコーンの厚みを確保する必要があるため、入れ歯の厚みも少し増えてしまいます。何でも噛めるようにするために必要な対策です。
 
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欠点3 手入れが必要
シリコーンは柔らかな素材のため、細菌や汚れが頑固に付着してしまうとなかなか取り除くことが困難です。そのため、毎日専用の入れ歯洗浄剤での洗浄が必要です。

欠点4 まれにシリコーンが剥がれることがある
通常の使用ではまず心配はありませんが、付いてしまった汚れを無理に擦って取ろうとしたり、噛む力が想定以上に増してしまったりした場合、まれにシリコーンが剥がれてしまうことがあります。




【シリコーン義歯のQ&A

Q1 シリコーンは安全なのですか?
A1 生体適合性に優れている為、ペースメーカーや人口卵管、人口耳介等、心臓外科や整形、形成外科等幅広い医療分野で使われています。

Q2 どんな入れ歯でもできるのですか?
A2 ノンクラスプデンチャー以外の素材のものなら可能です。

Q3 今までの入れ歯が合っているのですが、シリコーン加工する方がいいですか?
A3 歯茎の接する面をやわらかくすることで、歯茎の粘膜に与えるダメージをなくすことができます。

Q4 食べ物が入れ歯と歯茎の間に入るのですが?
A4 シリコーンのクッション効果で歯茎や残っている歯にピッタリと合うので、隙間ができにくくなります。

Q5 長持ちするのですか?
A5 お手入れ仕方にもよりますが、平均で3年は快適にお使いいただけます。歯茎の状態が変わって合わなくなった時は、シリコーンの部分だけ張り替えることも可能です。

Q6 お手入れの方法は?
A6 従来の入れ歯のお手入れと同じようにして頂いてよいのですが、シリコーンの部分はやわらかいブラシで中性洗剤を使用してください。


1 入れ歯・義歯

  1. 入れ歯・義歯の目次

2 自費の入れ歯

  1. 金属床義歯 
  2. 磁石式入れ歯
  3. シリコーン義歯 
  4. コンフォート義歯 
  5. ノンクラスプ義歯
  6. 金属床 + 磁石
  7. 金属床 + ノンクラスプ

3 磁石式入れ歯

  1. 磁石式入れ歯
  2. 従来の入れ歯を磁石式入れ歯にできますか?
  3. 歯が2~3本残っている方へ
  4. 歯が0本の方へ
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4 入れ歯の特徴

  1. 自費の入れ歯
  2. 保険の入れ歯 
  3. 総入れ歯と部分入れ歯

5 予防歯科

  1. フッ素
  2. シーラント
  3. 各国の定期検診率
  4. 定期メンテナンス(おとな編)
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  6. 親知らずを早く抜いほうがいいの?
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  2. フッ素
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