ドクターブログ さかの歯科のトップページへ
TOP > ドクターブログ

正常と異常の狭間で 

2019年10月 7日

院長イラスト小.jpg

通常の生活には支障はない。そして痛みもない。しかしなんとなく違和感を感じる。そして冷たいものがすこしだけしみる。

レントゲン検査をすると問題なところはなし。虫歯もない。
咬合時検査をしても痛みなし。歯肉の状態も問題なし。

こんな方が、時々来院されます。
中には、歯科医院を数軒回ってきた方も。

様々な診査をして調べますが、異常なところはなし。決定的な解決策が見当たらないってことが時々あります。

冷たいものがしみるとの症状もあるが、それほど症状が強くもなく、抜髄(神経を取る処置)するのも、もったいないし。

抜髄することで、咬めない症状に変化しない可能性もあるし。。。。

結局お決まりの「経過観察」になることに。。。。

こんなケースでは、毎回しみる度合いを患者さんから聞き取り、歯肉の状態やブラッシングの状態、咬合の状態をチェックします。

でも、大きな変化がなく、そして大きな症状の改善もなく、いたずらに時間だけが経っていくこともしばしば。。。。

ただ、こういった症状を訴える患者さんは、経過観察が一番いいとわかってはおられるようですが、白黒ハッキリ決着をつけたいと思っている傾向があるように感じます。

例えば、肩こりや腰痛などのように、医療の現場ではなんとなく付き合っていかなければならない症状は沢山あります。しかし、患者さんは、歯科には解決を求めてしまうところがあります。

しかし、歯科の領域でも、その症状と喧嘩せず、うまくその症状と付き合っていく方がベターなケースも沢山あります。

正常と異常の狭間で.jpg

健康な状態とは言えないまでも、加療すなわち治療が必要とも言えない。

特に、歯科の加療すなわち治療となると、歯を削ったり、神経を取ったりと、歯の延命という視点から見れば、当然マイナスのことが多いので、なおさらです。

私自身としても、できることなら、ささっとやって、スッキリさせて差し上げたい。とは思っているのですが。。。。

なかなか、難しいです。


令和元年10月のさかの歯科の休診日のお知らせ

2019年10月 1日

令和元年10月のさかの歯科の休診日のお知らせ

                    2日(水) 
  6日()     9日(水)
13日()     14日( この週の16日(水)は診察します.   
20日)     22日(火 この週の23日(水)は診察します.  
27日()     30日(水) 

よろしくお願いします。


硬い歯ブラシ 

2019年9月30日

院長イラスト小.jpg

硬い歯ブラシで歯を磨く方がいらっしゃいます。

こういった方は、必ず「硬くないと磨いた気がしない」あるいは、「あの硬さが気持ちいい」とおっしゃいます。

こういった患者さんには、硬い歯ブラシが一見よく磨けそうな感じがしているのだと思います。

もちろん、硬い歯ブラシは、毛先があったていることろに関しては、汚れを落とす力も強く、清掃能力も高いのですが、その反面欠点も多いのです。

硬い歯ブラシ.png

硬い歯ブラシは、硬すぎるがゆえに、歯と歯の間まで毛先が入っていないことが多いんです。

つまり、硬い歯ブラシは、磨き残しも多いのです。

そのうえ、硬い歯ブラシは歯肉を傷つけてしまうこともあります。

やはり硬さは「ふつう」が一番のおすすめです。

   


抜けた乳歯への願い

2019年9月23日

院長イラスト小.jpg

子供の頃、乳歯が抜けた時どうされていましたか?


私は、自分自身の乳歯を次のようにするとよいと両親から教えてもらいました。


「下の乳歯は屋根の上へ、上の乳歯は縁の下へ投げる。そうすると良い永久歯が生えるから。。。。」


この風習は、日本だけのことではないようですね。中国、シンガポール、ベトナム、カンボジア、タイなどでも行われているそうです。

 

また、台湾、韓国、インド、インドネシア、スリランカでは、「上下の乳歯は、屋根の上に放り投げる」という風習のようです。


エジプト、ナイジェリア、リビア、サウジアラビアなどの中東、アフリカでは、乳歯を太陽に向かって投げる風習とのことです。中東やアフリカの人たちにとっては、大きく強い太陽に乳歯を差し出す代わりに、永久歯が強くて丈夫になってほしいとの願いがあったようですね。


世界中の国々で、古代の人がよく似た思案をしていたところが、よくよく考えてみると不思議で神秘的な感じがしますね。


抜けた乳歯への願い.jpg



欧米諸国は風習は、少し異なっているようです。


イギリス、フランス、スペイン、アメリカ合衆国、カナダなどでは、抜けた乳歯を枕の下にいれて寝るそうです。そうすると、歯の妖精のねずみ、うさぎがやってきて、その乳歯を持っていき、その代わりにお金やプレゼントを置いて行ってくれるという言い伝えがあるそうです。


ねずみやうさぎの前歯は、生え変わることはありません。前歯が折れても削れても、次から次へと延びてきます。そのような丈夫な永久歯が生えるのを願ったのでしょうね。



世界中どこでも、我が子の歯が抜けた時、それに感謝、感動し、次に生える大人の永久歯が丈夫に正しく生えることを願ったのでしょうね。


部分入れ歯の設計

2019年9月16日

院長イラスト小.jpg

いわゆる「部分入れ歯」の場合、その設計に頭を悩むことがあります。患者さんの欠損の状態が理論上正しくても、患者さんにはその入れ歯を使ってもらえない場合があるのです。 


大学を卒業して、私は大学病院の補綴科に入局して、入れ歯の研修を積みましたが、その時の恩師の教授から、いつも「部分入れ歯の正しい設計は1つしかない」と常々教育されてきました。確かに、噛み合せや、残っている歯の数や状態、ハグキや顎骨の形などから、ベストな設計の入れ歯は一つであるはずというわけです。


しかし、保険の制約や、患者さんの経験値などから、入れ歯の設計がベターなもので妥協せざる得ない場合も多々あります。特に部分入れ歯に関しては、型の採り方、材質の選定、設計の自由度などで、保険と自費の違いがあります。


また、患者さんがそれまでにどれだけの間入れ歯を使用したかの経験年数によっても、入れ歯の形態が変ることもあります。つまり、本来の理論とは別のところでも、入れ歯の設計に制限が加わってきます。

部分入れ歯の設計.jpg

当院で入れ歯を作り直すと、『前の入れ歯とは形が違う』と言われることもありますが、その設計には歯科医師の考えだけが反映されるわけではないというのが、部分入れ歯なのです。


入れ歯の診療は、なかなか一筋縄ではいきません。とても難しいものですね。

前の5件へ 2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12
院長紹介 カレンダー

2020年3月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
カテゴリー アーカイブ