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酸蝕症 

2019年12月 2日

院長イラスト小.jpg

酸蝕症(歯)についてご存じでしょうか?


酸蝕症とは、文字通り、酸によって侵されて歯が溶けてしまう病気です。


虫歯も酸によって侵されて歯が溶けてしまう病気なのですが、酸蝕症と虫歯の違いは、歯が溶けてしまう原因菌すなわち、細菌が関与してる否かです。


虫歯は、口の中の細菌(すなわち虫歯菌)が酸を産生することで歯が溶けてしまいますが、酸蝕症は、食物や飲み物に入っている酸により、歯が溶けてしまうものをいいます。


そして酸蝕症になって溶けてしまった歯を、酸蝕歯といいます。


酸蝕症.jpg


酸蝕症の原因は主に3つあります。


①酸性の食物を多量摂取することによるもの 

酸性の食物といえば、アクエリアスやポカリスエットなどのスポーツドリンクや清涼飲料水です。また、酢やワインなども、酸性の食物になります。


②習慣的な嘔吐によるもの

逆流性食道炎や拒食症により頻繁に嘔吐を繰り返している方は、自身の胃液が酸性の液体になるので、歯が溶けてしまうことがあります。


③職業によるもの

仕事でメッキ工やガラス細工などで習慣的に無機酸を吸い込んでしまう職業があります。メッキ工やガラス細工の仕事の方は、その無機酸により、歯が溶けてしまうことがあります。


酸蝕症の治療で大切なポイントは、その原因を究明することです。そして、その原因を排除していきます。原因が削除できれば、溶けてしまった歯の修復をしていきます。欠損の範囲が小さければ、コンポジットレジンで治療となります。欠損の範囲が大きい場合には、ラミネートベニア、かぶせ物で修復することになります。


多くの場合、酸蝕症は生活習慣病の一種という見方もできます。


上記のことが、少しでも気になる方は、歯医者さんでチェックされてみてはいかがでしょうか。



令和元年12月のさかの歯科の休診日のお知らせ

2019年12月 1日

令和元年12月のさかの歯科の休診日のお知らせ

  1日()     4日(水) 
  8日()     11日(水)    
15日()     18日(水)
22日()                        この週の25日(水)は診察します.   
28日から年末年始のお休みとなります。

よろしくお願いします。


診断書

2019年11月25日

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数か月に一度ぐらい、「診断書」を書いて欲しい」と依頼を受ける事があります。


ほとんどの場合、事故関係になります。つまり、交通事故による前歯の損傷や、遊んでいるときの前歯の外傷などです。

診断書.jpg


しかし、診断書作成が、大変難しいケースがあります。

「歯が折れた」とか「歯が抜けた」というケースは、患者さんにはとてもお気の毒ですが、診断書作成は簡単です。


「しびれた感じがある」「違和感がある」「なんとなく噛みにくい」というケースなどでは、病変部位がレントゲンにも写りません。さらに客観的な評価ができない症状が併発すると、因果関係など考慮しても、その病態を「診断」するのは、かなり難しいことがあります。


そのうえ、過去に歯科治療の既往歴があると、現在の症状が事故に起因しているのか?それとも、過去の歯科治療の結果が悪くなったために起きている症状なのか?判別は極めて困難になります。


簡単な診断書作成の所要時間は、15~30分程度なのですが、難しいケースでは、レントゲンやカルテと、毎日にらめっこして、数日間もかかることもあります。

 

実は、「診断書」を書くって結構大変なんですよ。


市販の痛み止めは虫歯を治せる 

2019年11月18日

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歯が痛くなると、とりあえず市販の痛み止めの薬を飲んで歯医者に行かない方もいらっしゃいますが、、市販の痛み止めの薬で、虫歯を治せるのでしょうか?


もちろん、歯の痛み止めとしてよく効く薬もあります。このような薬の多くは、鎮痛作用だけでなく消炎作用も持ち合わせているので、ある程度の歯の痛みを抑制することができます。


ただし、痛み止めの薬はあくまでも一時的に痛みを抑えるだけです。つまり、根本的な解決ではありません。痛み止めの薬の効果はほとんどの場合、6時間もたつと切れてきます。そしてまた痛んできます。


痛み止めの薬が切れても、痛みが出なくなる場合もあります。多くの場合、虫歯がもさらに進行して、痛みを感じない段階になってしまっているだけです。このような場合は、状況はさらに悪化していており、怖い段階に入っているということです。


痛みが再発したら、また痛み止めの薬を飲むということを繰り返していると、本当に虫歯の状況がますます悪化していきます。


市販の痛み止めは虫歯を治せる?.jpg


やはり、虫歯は痛くなったらすぐに歯医者さんに行くましょうね。

(痛みの出ないうちに行くのがもっといいんですけどね。)


初期の段階では自覚症状がない?

2019年11月11日

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歯周病の治療を難しくすることの要因のひとつに「自覚症状に乏しい」ことが挙げられます。


特に初期の段階では、全くと言ってよいほど・・・・。

そして、中等度の状態になっている患者さんには、強く治療の必要性をお話するのですが、「忙しいから」という理由で治療に通ってくれない方が時々いらっしゃいます。

そういう方が、数年して自覚症状が出てから通院を始められると、とても悲しい気持ちになります。

抜歯だけで済めばまだしも、抜歯して入れ歯になって今よりももっと噛みにくくなりそうなときなど、現状でいかに症状を軽減するか?ということぐらいしかできない時もあります。


あ~、あのときキチンと来てくれていればな、と、「たられば」は禁句と言いながらも思ってしまうほど。


初期の段階では自覚症状がない?.jpg

歯周病の進行は、地震のようなものと私は感じています。

いつ来るか解らない。
もしかしたら来ないかもしれない。
そして来たときにどれくらいの規模で来るのか予測がつかない。

ゆっくり少しずつ進行するタイプもあれば、あるときドカーンと進んでしまうタイプもあります。

自覚症状がないからというのは、嵐の前の静けさにしか過ぎないのかもしれませんね。


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