2013年3月25日
その量は、年間で平均約1.5~2.4ミリシーベルトと言われていますが、歯科のデジタルレントゲン撮影の1枚の放射線被爆量(被ばく量)は、約0.01ミリシーベルト、全体的なパノラマレントゲン撮影でも、約0.03ミリシーベルトですので、自然放射線の量と比較しても、非常に微量です。
つまり、デジタルレントゲンの放射線被爆量(被ばく量)は非常に微量です。
●放射線とは
電磁波や各種粒子線の総称です。電磁波には、電波、超短波、赤外線、可視光線、X線、ガンマー線があります。
粒子線には、α線、β線、陽子線、中性子線、重陽子線、重粒子線、中間子線があります。
●放射能とは
放射線を出す性質や能力の事で、その強さの単位をベクレル(Bq)と言います。
*ベクレルは、ウランの放射能を発見したアンリ ベクレルにちなむ。
●放射性物質とは
放射線を出す物質です。
●シーベルト(Sv)とは
人体に与える放射線の影響の単位です。
*シーベルトは、放射線防護の研究で功績のあったロルフ マキシミリアン シーベルトにちなむ。
●病院で利用されている放射線には
レントゲン診断におけるX線、核医学でラジオアイソトープの主としてガンマ線、放射線治療ではX線、電子線(リニアック)とガンマ線(コバルト)があります。